PCでプレイステーションのコントローラをゲームパッドとして使うための変換器は数多くあるけれど、自分はELECOMのJC-PS101USVを使用している。
第三科学研究所さんの科学調査レポートによると、秒間30強ぐらいのレスポンス速度が出るそうだけど、シューティングのような繊細な操作が必要なゲームとか、格ゲーのようなフレーム単位の応酬をするようなゲームはやらない自分にとっては、十分満足できるだけの性能であると感じる。実売1500円程度で値段が手頃、家電量販店でも入手しやすい、といった点もポイント高い。
ちなみに、ELECOMは後継変換器として、JC-PS201USVを出しているけど、評判はあまりよろしくない様子。
ただし問題が一つ。それは、DUALSHOCK2(PS2パッド)を繋ぐと、ボタンを完全に押し込まないと反応しない点(DUALSHOCK2は、各ボタンが256段階で圧力を感知しているとどこかで聞いたような気がした。それを前提とすると、ボタンを押す強さが0~255の256段階あったとして、255の強さで押さないと、ボタンを押した(デジタルの1)と認識されてない、といった感じ)。これに関しては、DUALSHOCK1(PSパッド)を使用するぐらいしか回避策は無い。
んでまぁ、そのJC-PS101USV。この製品の中身自体は、実は他のメーカーの変換器でも割と使われていたりする。具体的には、PCツナイデントUSBリアルショック2とか。その中身が、何処かのメーカーで作られているのかはよく知らないけど。
で、この変換器のドライバは、ELECOMでも配布されているけれど、同じ中身を使った製品(PC001 Super Joy Box 3)を販売する海外の企業、Mayflash.comのDownloadのページにあるドライバも使う事ができる。これはELECOMのドライバよりバージョンが新しい様子なので、こちらを使う方が良いかと思われる。
まぁ実際にインストールしてみたけど、設定画面以外に何が変わったのかはよく分からないけどね(笑)。
とりあえず書きたかったのはそれだけ。うーむ、前振りが長い割に、大した話ではなかったな。
ちなみに、今変換器を買うのであれば、サンワサプライのJY-PSUAD1が良いようだ。レスポンスはトップクラスだだし、前述のDUALSHOCK2問題も回避されている。もちろんUSB接続なので、汎用性は高い。個人的には結構欲しい。十字キーのボタン割り当てが奇妙なことになってるのが気になるけど…。
あぁ、PS変換器は面倒だからといって、その辺のPC用ゲームパッドを購入してはいけない。PSコントローラの使いやすさや品質に敵うような物は、多分お目にかかれないと思うので(採算が合わず、どうしても作りが安物になってしまうとか何とか)。変換器+PSパッドが、使いやすさ、汎用性、入手性を考えれば最も無難な選択かと思われるので、PCでゲームパッドを使いたいと考えている人は、是非。
ついでにちょっと余談。
個人的に、PCにおけるゲームコントローラー需要の高まりは、ゲーム機のエミュレータの発達と非常に深い関わりがあるように思えるのだけど、どうだろう?
コメントを残す