日本語入力ソフトのATOK(Windows版)を使ってると、CPU使用率が100%とかの時に文字変換をすると、しばらくATOKが固まるという現象が起こる。変換に使うための処理が他で食われてしまっているために起こる現象なんだろうけど、MS-IMEでは起こらなかった記憶があるので、これはATOKの仕様という事ということなんだろうか、などと思いつつ改善されないものかと常々思っていた。
ところが、「ATOKの設定についての一考」というページに書かれている4番目の項目(ATOK16なら、[プロパティ(環境設定)→入力・変換タブ→入力補助 – 特殊ツリー→入力中の表示を高速化するチェック]をオフ(下図参照))を試してみたところ、驚いた事にこの問題が解消された。何だ、こんな事だったのかー!別に「変換」の処理が食われていたのではなくて、「入力中の表示を高速化」するための処理が食われていただけだったとは!「高速化というぐらいだから、別にチェックを外す必要無いな」などと思い込んで、今まで完全にスルーしてたよ…。高速化するための処理で足を引っ張られるんだから、見事なほど本末転倒な話だなぁ。確かこれがデフォルトの設定なんだから、何とも酷い話だ。…もっとも、一般人はCPU使用率100%にするような使い方はあまりしないかもしれないけど…。
ついでに、他の表示に関するチェックも全部外しとこう。
あー、何かこう、喉の奥につかえていた物が取れた感じ。これで快適にATOKが使えるなぁ。
追記
と、ATOKの辞書セットを使ってる場合、「入力中の表示を高速化する」にチェックを入れないと、辞書が有効にならない…。何でー。入力の快適性と辞書の利便性、どっちか選べという事なのか。両立させてくれー!
もしかして、「入力中の表示を高速化する」チェックは、辞書セットだとデフォルトでOFFだったりするのだろうか。
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