最近、Vodafoneの携帯ゲームで遊ぶ機会があった。正確には、Vodafoneの携帯を持ってる人がいて、多量にダウンロードされた携帯ゲームの中に数多くのファルコムのタイトルがあったので、遊ばせてもらった。とりあえず遊んだのは、イース6とソーサリアンとサーク。
イース6に関しては、よくもまぁ携帯でこれだけのことをやるな、と。画面は汚かったり、街の中のフィールドが省略されていたりといった難点はあるけど、きちんとイース6の形になっているのには結構感動。かつてハードウェアの制約の元、何とかしようと試行錯誤してきた時代のゲームを感じさせるねぇ(笑)。
ソーサリアンはまぁ、結構そのまんま。「消えた王様の杖」だけ遊んだけど、携帯向けのアレンジはされているものの、そのまんまソーサリアンな感じ。ただ、魔法の数が限られているとのことで、その点はかなり減点。星の掛け合わせシステムは残すべきだった。そういえば、これは1シナリオごとに課金されるとのことだけど、それはコンテンツホルダーにとってはかなり美味しい物であると言えそうだ。ちなみに、借りた相手は全部ダウンロードしてたっけ(笑)。よく買うなぁ。
サークに関しては、自分の中の比較対象がPC-98版なので、グラフィックが綺麗で遊びやすくなっているため、良くできていると感じた。顔グラフィックに至っては、サークIIIに合わせられているので皆美形になっている(笑)。街のフィールドと主要キャラ以外の街の人の顔がが省略されている点は残念。これでは「病院でフレイの横で拗ねるお姉さんの絵」が拝めないではないか(馬鹿)。
全体的に気になった点としては、携帯ユーザーのようなライト層向けにかなり色々機能が削られていたり、難易度が調節されていたりすること。
例えば、先程ソーサリアンで魔法が省略されていることは述べたけど、それ以外に年齢の概念が無くなっていたりする。ただ、年齢システムはライト層向けとは言い難いので、これは別にいいかなと思う。あと、攻撃がどのゲームも体当たりで発動したり。インターフェースを考えるとしょうがないのかなぁ。でも、それじゃあイースやってるのと変わらないような気もする(笑)。
また難易度に関しても、サークは結構あっという間に金が貯まったりといった緩さが見られ、ライト層向けにかなりバランスが調節されていると感じた。
しかし、個人的にはどれもこれもゲームとしてはしっかり移植してあり、それなりに遊べる物であると思った。なるほど、携帯ゲームがコンテンツとしてもてはやされるわけだ。これなら確かに金払って遊ぶ気になるかもしれない。
まぁ自分は恐らく、購入後はいつでも再ダウンロード可とか、そういった感じで購入後は永遠に遊べる仕様でないと、あまり遊ぶ気にはならないと思うけど…。何だか、ゲームをレンタルするという感覚に馴染めない。まぁ数百円のコンテンツに何言ってんだ、という気もするけど(笑)。
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