4Gamerより、ファルコム記事が2つほど目に付いたので、まとめて。
この記事によると、今回のファルコムの新作「ぐるみん」は、ファルコムゲーム初のフルボイスだとか。以前出ていたデモムービーの中で、合成音声みたいな声が挿入されていたのを見て、さすがにこのままの声で販売するとは考えにくいと思ってたので、こうなるのではないかということは大体予測できていた。だから、この記事はあまり意外ではなかったな。
個人的にはこういう動きは全然OK。古くからのファルコムファンの中には、ポリゴンは認めない、声なんて認めない、という考え方の人がいたりするけど、自分は新し物好きなので、こういった動きはむしろ歓迎。あまりに今までの傾向から外れた動き(例えば、エロゲー作るとか…いや、過去の某ゲームは置いとくとして)はさすがに嫌だけど、声はキャラクター表現の一要素として面白い物だと思うしね。
…んで、この声優は一体何者かと調べてみた。
主人公パリン役の大河内雅子さんはこういう人らしい。色々調べてみたけど、これといって出演作品があるわけでもない様子。新人の声優さん?アイドル声優とか?しかし、そんな人でもはてなダイアリーは知ってるんだな(笑)。
菅沼久義さんは、調べてみるとWebサイトを持っている様子。このサイト、かなり凝ってるなぁ。しかも2000年から運営してるというのも凄い。プロフィールを見てみると、出演作品は結構ある。アニメ「Wind」の主人公か…一応今群馬テレビで放送してるから、何となく声は分かるなぁ。あと、「なるたる」に出演してるのね…。
やっぱり、あまり有名な人は使わないのかな。ファルコムの昔のCDドラマとか凄かったけどな。声優に興味のある人は、「TARAKOぱっぱらパラダイス」の出演声優を調べてみると、多分たまげると思います(笑)。
・[韓国最新ゲーム事情#262]「イースオンライン」の開発に問題発生
「イースオンライン」の開発をしている韓国の会社の一つ、eSofnetが営業不振で開発に支障をきたしている、という記事。
何だかなぁ…。開発発表時から、すでに雲行きが怪しかったとか。そのeSofnetに渡した開発費はどこ行ったんだろうな。記事に書いてある通り、ファルコム中心で開発を続けた方がいいんじゃなかろうか。
大体、オンラインゲームはプレイが長時間に渡る場合が多く、一人一人が何本もやる類の代物ではないはず。そのため、スタンドアロンのゲームと違って、種類が数多く出れば、その分だけ人口が分散する傾向が強い。つまり、元々プレイ人数の少ないオンラインゲーマーを、さらに各社が食い合う事になるわけで、ビジネスモデルとしてはあまり美味しいと思えないんだよな。ウルティマ・オンラインやラグナロク・オンラインが何故大きな収益を上げることができたのかと言えば、MMOの先駆者(的な存在)だったから、という理由が大きいと思う。イースオンラインという物がどれほどのゲームになるのかは知らないけど、事業として本当に勝算はあるんだろうか。このeSofnetだって、自社オンラインゲームの営業不振が響いているのだそうだけど、そんな所が作っていたオンラインゲームを、オンラインゲームがやや飽和状態にある現在開発する事に、かなりの疑問を抱かざるをえない。あの「ウルティマ」の名を冠するMMORPG、「ウルティマX」ですら開発中止になったと言うのに。
そんなわけで個人的には、別にイースオンラインは無くてもいいかな、と思ってる。まぁ、出たら出たでやってみるとは思うけどね。
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