NHK-BS1 10月17日(日) 4:15-4:59 という時間に放送している Weekend Japanology という番組。昨日…というか今日の午前の放送が「変わる秋葉原」ということなので、見てみた。ちなみにこの番組、海外向けに作られた番組のようなので、主音声が英語で副音声が日本語となっている。
内容に関しては、秋葉原の現状と歴史、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館の様子、コミックマーケットの様子などが取り上げられていた。
秋葉原の現状については、1997年頃までほとんど見られなかったオタ向けの店が、2000年頃から急激に増加したというのが印象的だった。これは、近年電気屋が郊外に分散してしまったために起こった現象だとか。…もし次にオタ向けのショップが郊外に進出したら、その後には何来るんだろうな(永遠に進出しなくていい)。あと、渋谷等の人間は、外に対して自分を見せつけたがる人が多いので、建物が透明になっていってるのに対して、秋葉原はファッション等にこだわらないで自分を見せようとしない人が多く、そういう人は「物」に囲まれている状態を好むので、建物が不透明化していっている、という話が斬新で面白かった。
ビエンナーレに関しては、展示品や写真ばかりで現地の実況などは無し。オタの部屋を展示したOtaku Roomsというのがあるのは知ってたけど、実際テレビで写真を見せられるとなかなか衝撃的だ(笑)。あれ見てると、自分はまだ全然オタじゃないのかもしれないなぁ、と思えてきた。自分の部屋は、それなりに片付いてるし、表面的にはあまりオタっぽい物は置いてないし…。いあやまぁ、あれは展示されているだけに、相当偏った物を集めたんだろうけどね(笑)。どうでもいいけど、展示の中で秋葉原のビル群を再現した模型に、オタク向けの店を外壁にアニメ絵を貼ることで表現するのはいかがなものかと思った。
コミケに関しては、実際に現地のレポートがあり、本を見せたりとかコスプレを見せたりとか。何日目なのかはよく分からないけど、多分3日目…かな?普通にコミケを紹介していたのであまり言う事も無いけど、コスプレを映している中に、リリアン女学園の制服と思しき服を身につけた男3人組がいたのには驚いた(笑)。
まぁ、大体そんな感じの内容。最後は「海外には「オタク」と呼ばれる人はいなくても、自分の好きな事に没頭して社会性が欠如した人間が身の回りにいたりすることはある。つまり『オタク』は日本的なものあり、同時にグローバルなものであるという二面性を持っている」と言って締めていた…ような気がする(うろ覚え。間違ってるかも)。
海外向けに作られた番組ということで、普段とは少し異なった視点からの番組で、結構面白かった。
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