2004-07-05

2004/7/5 (月)

三菱の車が燃える理由

最近三菱の車が燃えたという記事をよく見るけど、やはりこれは今の状態に至るまで、マスコミが三菱の車事故についての報道を意図的に行ってこなかったと見るべきなんだろうな、と考えていた。
それを報道せざるを得なくなった状況に三菱が追い込まれたことは良いことだと思うけど、逆に考えればそれだけの状況に追い込まれるまでは不祥事を隠し通せていたという事実に、非常に恐ろしい物を感じていた。

ところが、圏外からのひとことさん2004-07-01のコメントに興味深いデータが書かれていた。書かれていることは要するに、1年間に起こる車の火災件数全体から考えた1日当たりの火災件数と、三菱の自動車のシェアを考慮すれば、三菱の車が毎日火災を起こしても不思議ではないということだそうだ。
つまり、マスコミが意図的に報道を行っていないのは三菱に限らないという可能性もある、ということになる。ということは、今の三菱車火災の報道は「意図的に」行われている──つまり三菱がスケープゴートにされている可能性もある、ということだろうか…。

少し思ったんだけど、もし三菱の車が本当に燃えやすい製品なのであれば、リコール隠しだけで済む問題ではなく、自動車の修理工などの間でも「三菱の車はヤバイ」という共通認識が出来上がっているはず。それなのに今に至るまでリコールを隠し通すなんて芸当ができるんだろうか。考えられることとしては、末端の修理工にまで圧力がかけられるほどの力が三菱にある、自動車火災が三菱の車に限らず起こる現象である、などが挙げられる。
可能性としては後者の方が高いと思うのだけど、そう考えると、リコール隠しは本当に三菱だけが行っていることなんだろうか、と考えてしまう。

追記
よく考えたら、自動車火災の件数は実際に疑いを持たれるほどの数では無かった、ということもあるか。だとしたら考えすぎだったかな。

02:18

白血病から回復の少年、治療経験をゲームに

白血病でから回復した米国の少年ベン・ダスキン君(9歳)が、その経験を基にルーカスアーツ社の協力を得てビデオゲームを作った、という記事。

同じ病気と戦う仲間のために何かしてあげたいという願いから思い立ったのが「化学療法のつらさを紛らわすためのゲーム作り」だった、という何とも立派な心意気。小児科の化学療法病棟では今や、このゲームが必需品となっているとのこと。
ゲームの内容は

画面にはベンをモデルにした主人公がスケートボードに乗って登場し、がん細胞を次々と退治する。主人公は同時に、「吐き気」「脱毛」「発熱」といった化学療法の副作用から身を守るため、「7つの盾」を集めなければならない。

という物だそうで。
…これを読んで真っ先に糞ゲー臭を嗅ぎ取ってしまった自分は心が汚れているんでしょうな…すいません。タイトルを読んで、かつての「ライフ&デス」という手術ゲームを思い出した自分は、どこか変なんでしょうな…ごめんなさい。

記事の内容よりも、ゲームに関してはロクな事考えない自分に、少々愕然としてしまった…。

01:02


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