2004/5/27 (木)
● 日経パソコンで
父が定期購読している日経パソコンをペラペラめくってたら、「もう買い物で後悔しない」という特集で、PC関連の買い物での失敗談が載せられていた。それを眺めてたら、その中の一つに妙な体験談が一つあった。
「デジタル出力できるグラフィックスボードを買いに行った。外箱には『デジタル対応』と書いてあったので安心して買ったら、確かにチップは搭載していたが、端子がなかった」
そりゃ失敗じゃなくて詐欺に遭ってんだよ(笑)。こんな記事に載せるにはあまりに特殊すぎる事例だと思うんだけど。
デジタル端子が外付けの製品のバルク品かとも思ったけど、「箱」と書いているので、そういうわけでもなさそうだし。そもそも、そんな製品ってあるの?
22:50
● ファイル交換ソフトでの架空請求に注意呼びかけ
「ファイル共有P2Pソフトで違法に音楽をやりとりしたので賠償金を支払え」という架空請求があったという記事。
この支払ってしまった埼玉県男性、その後警察に被害届を出したそうで。言っちゃ悪いとはあまり思わないけど、それは頭が回らないにも程があるよ…。この男性のその後が大変気になる。
それはさておきこの事件、特に斬新というわけでもないと思うけど、時期が時期だけに被害者が増えそうな予感。
そういえば最近、国民年金未納をネタにした架空請求事件なんてものもあったっけ。なるほど、詐欺ってのは流行に敏感でなくてはいけないものなんだな。覚えておこう。
そうなると、次は「あなたが購入した輸入盤CDは云々なので、著作権侵害となる。和解金として所定の金額を支払え」という、「ACCSから委託を受けた」企業からの請求でも来るのかね?でも、メールを数打ったところで、輸入盤CDを聞いてる人の数なんてたかが知れてると思うので、回収率は悪そうだ(笑)。
ところで、この手の架空請求詐欺というのは、社会に警告を呼びかけることで、詐欺の増加数と被害者の減少数はどちらの方が多くなるんだろう。帰りに車の中で聞いてたラジオで、1月から4月までのあったオレオレ詐欺の被害総額は何十億になっていて、昨年に比べてかなり増加していると聞いた(うろ覚え)。そうなると、時限的な限界はあるにせよ、詐欺の増加数の方が圧倒的に大きいのかなぁ、と考えてしまう。
それでも、呼びかけないわけにもいかないだろうけどね。やはり一人一人が普段から情報に触れ、注意を払うことが大切なんだろうな。そうなるとやはり、義務教育の段階で情報リテラシを高める教育を充実させていくことが大切なんじゃないかなぁ、と思う。
追記:
「おれおれ」再び増加、ネット詐欺多発…警察庁が通達によると、
今年1―4月に全国の警察が認知した詐欺の被害は、前年同期に比べ53・7%(8610件)も増加して2万4648件に上ったことが、警察庁のまとめでわかった。
だそうだ。
20:46
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