2003-11-07

2003/11/07 (金)

Neko Project II v0.70 リリース

98エミュレータのNeko Project II 最新版がリリースされた模様。現在所持していたNeko Project IIのバージョンは0.32…ということで何だか一気にバージョンアップしてしまったようで。

ツールウィンドウが使えるようになっている等、インターフェースに改良が見られますが、以前のバージョンと同様にも使えるようです。後は内部的な処理が色々変わってるようですが、自分には何の事やらさっぱり…。あと、今回からヘルプが付いてますが、かなり丁寧に書いてあって読みやすいです。資料として98シリーズの発売日一覧が書いてあるのが凄い(笑)。

このエミュレータは、CPUが286のエミュレートなので一部のゲームが動かなかったりしますが、エミュレータとしての性能は申し分ないので、興味がある方は使ってみるといいかも。

RetroPC.NET
22:51

IP電話の運営、こんな「改善すべき例」も

何か堅い話が続いたので、ここらで普通のニュース。

IP電話サービスにおいて、事業者によってはサポートの不備が多々見受けられている、という記事。

まぁ新しいサービスにはつきものだろうなぁ。新規分野ということで、小規模な企業やらベンチャー企業やらが色々参入してくるため、どうしてもその辺が甘い企業の割合が増えてしまう。
まぁそのうちそういった会社は淘汰されていくだろうし、しばらく静観するのが賢い選択だと思われる。

22:17

Wake On LAN ひとまずまとめ

何だか以前から長々と書いてきたWake On LANについて要点だけまとめてみる。

Wake On LANが可能かどうかはハードウェアだけでなくドライバにも依存する。OSのシャットダウン時にNICの電源を落とさないようにしなければならないから。Windows標準ドライバをアテにしてはいけない。そのような理由から、BIOS画面から電源を落としたりすると使えなくなる(ただ、ノートPCではどの状態で電源を落としても使えるので、この辺はマザーボード(のBIOS?)かNICに依存するのかもしれない)。

(作りの良くない)NICによってはマジックパケット以外のパケットを受け取ってもWake On LANされてしまう可能性がある。また、パケットをブロードキャストしなくても、ルータやハブに経路情報が残されている場合、マシンの電源を落としていてもパケットが送れてしまうため、意図せずマシンが起動してしまうことがある。IPマスカレード等が設定されている場合はWAN側からのパケットでも簡単に起動してしまうため特に注意が必要。

…とまぁこんなところか。後半に関しては、普通は関係ないんだろうなぁ。
…ん?よく考えたら、逆に経路情報が消えない限りWAN側からのWake On LANもできるんじゃないのか?問題はどうやって経路情報を保証するか、ということだけど…。どうやって保存されていて、いつ破棄され、どれくらい情報が保証されているのかがよく分からんし。

21:36

実験その3

さらに実験。

・関係無いMACアドレスへのパケット(という言い方でいいのかな?)をブロードキャストアドレスに飛ばしても起動するか?

実験方法は、関係ないMACアドレスに対してWake On LANの操作を行ってみる、というもの。結果、起動せず。どうやらMACアドレスは判別してくれてるみたいね…。マジックパケットの判別まできちんとやってくれよぅ。

えーっと、後確認しておきたいことはあったかな?

17:59

実験その2

もう一つWake On LANがらみの話。

・どのようなパケットでも起動するのか実験。

結果、HTTPで叩いてもFTPで叩いてもTELNETで叩いても起動。種類は関係無しかよ!いや、実際にパケットを監視してみたわけじゃないので、もしかしたら最初に同じようなパケットが送られるのかもしれない。
まぁどちらにせよ、National Semiconductor チップ DP83815 の Wake On LAN 機能はかなりザルということのようで。そりゃ勝手に起動するわけだ。これじゃあ使い物にならないよなぁ。

17:45

実験その1

Wake On LANがらみの話の続き

・DHCPでIPアドレスを割り当ててもやっぱり起動するのか実験。

結果は起動。
恐らく、DHCPのリース期限が切れるまで経路情報が保存されているのではないかと思われる。これは確認が面倒なのでどうでもいいや。

・クライアントのOSによってIPアドレスを設定しても起動するのか実験。
結果は起動。
というわけで、ルータで設定したMACアドレス-IPアドレス対応は何の関係も無し。

17:40

目が痛い

最近、デスクトップのCRTモニタを長時間見続けることができない…。自分が弱くなったのかもしれないけど、多分そろそろCRTの買い換え時ということなんだと思う。たまにモニタからキーンという感じの音が出てることがあるし。じっくり見ると、文字がやや滲んでるし。
まぁ3年半ほど毎日のように使い込んできたわけだし、しょうがないか。今度は目が疲れないように液晶にしようかと思ってるので、今ゲームにも向いた液晶モニタを調査中…。
とりあえず参考になりそうなのはこの辺かなぁ。

アスペクト比固定拡大可能なSXGA液晶【3枚目】
PCゲーマー的液晶ディスプレイの会

一応今のところの候補としては
iiyamaのAS4612UT
辺りが妥当かなぁ…と。金は一応無い事もないけど、やっぱちょっと高いなぁ。

17:07

勘違いしてた

エポックパケットディテクターでパケットの監視をしてみたところ、pingと同時にブロードキャストされているパケットは無い模様…。あれー、じゃあ何で起動するんだ?と思って考えてみた。
これはルータの設定関係無しに、ただ単にMACアドレスによる経路情報を元にパケットが送られたのではないか、と。
Wake On LAN用のソフトがブロードキャストアドレスに対してマジックパケットを送るという仕組みだったので、すっかりその線で考えてしまっていたけど、経路情報が残っていればクライアントの電源が落ちてようがパケットを直接渡せるんじゃないか。というわけで実験。
1. クライアントの電源を落とした状態で、ハブに繋がってるクライアントのケーブルを、ハブの別のポートに差す。
2. そのクライアントのIPアドレスに対してping、見事起動せず。
3. ポートを元に戻す。
4. ping、見事起動。
電源が落ちてても、経路情報さえあれば特定のクライアントに対して直接パケットは送れるのね…、勉強になりました。そんなわけで、前の記事の「ルータが悪い」ってのは大嘘。勘違い。ごめんなさい。WBR-B11は何もしてません、全然悪くありません。電源が落ちた特定のクライアントに対してパケットを送る方法はブロードキャストするしかないという勘違いから来た思いこみです。全部パケットを誤認するNICが悪いんです。
しかし、ルータやハブの経路情報ってのはいつまで残ってるものなんだろう?それと、DHCPによって割り振られたIPアドレスでも同様に動作するんだろうか?

まぁその辺の実験はそのうち…。今日はもう遅いので寝る。

05:55

Wake On LAN 結論

ノートPCもWake On LANに対応しているので、ローカルIPアドレスとMacアドレスの対応テーブルに登録し、その登録したIPアドレスに対して同様にpingを送ってみたところ、全く反応無し。試しにマジックパケットを送ってみたところ、無事起動。

というわけで結論。デスクトップで使用しているNICが悪い。つまり、ルータからMACアドレスを付加してブロードキャストされるパケットをマジックパケットと誤認してしまっている、ということ。
National Semiconductor、きちんと作ってくれよぅ…。あ、ちなみにノートに使われているチップはIntel製。信頼性で言えば、こちらの方がずっと高い。そのチップが載ったカードの値段も高いが…。

こんな事態になってしまったのは、もう運が悪かったんだろうなぁ。しかし、ルータから送られてくるパケットって何だろ?パケット解析…はやった事無いなぁ。試しに後でやってみようか。

追記
ここに書いてあることも勘違い。上の記事を参照してください。

03:19

Wake On LAN 二つの問題

以前何故か勝手にデスクトップPCが起動してしまうという事態に陥ってしまって、そのまま放置していたWake On Lan関連の話の続き。

色々調べてみた結果、二つの要因が重なってしまったためにそのような事態が起こったらしいと予測。

○一つ目はルータ(MELCO(現BUFFALO)製、WBR-B11)。
自分は現在、ルータを用いてPCにローカルIPを割り当てている。具体的に言うと、ルータ側でMACアドレスとIPアドレスの関連付けを登録し、その登録されたMACアドレスの機器が検出されると、ルータ側で対応したIPを割り当てる、という方法。これだとOSや設定に依存しないので結構便利かも…と思っていたけど、これがどうも悪いらしい(というかルータが悪いと思うんだけど)。
どういう事かと言うと、そのIP宛にパケットが送られた時、そのIPに割り当てられたクライアントが動作していない場合、わざわざルータがその(登録している)IPに対応するMACアドレスに対して何かしらのパケットを送ってしまっているらしい(というか、MACアドレスを付加したパケットがブロードキャストされている…ということかな?)。
で、当然のことながら、IPマスカレードでそのクライアントに対してポートが割り当てられている場合、そのポート宛にパケットが届くと、同様にMACアドレスを付加したパケットがブロードキャストされてしまう。
意図せずにPCが起動してしまう原因の一つがこれではないかと。このMACアドレスとIPアドレスの対応テーブルに登録してないノートPCではこのようなことは起こらないので、この現象はどうやら対応テーブルに登録されている物のみと考えられる。

○二つ目はNIC(LANカード)、もしくはルータ
Wake On LANはマジックパケットという特別なパケットを、クライアントに送る事によって実現している。しかし…何故かpingを前述の登録されたIPに対して送っただけで起動しやがった。パケットなら何でもいいんかい!
これは、NICが悪いのかもしれないしルータが悪いのかもしれない。
NICが悪いとすれば、マジックパケットの認識が甘い、ということが考えられる。上記のルータの事を考えると、ルータから送られてくるパケットは必ずMACアドレスを含んでいると考えられる。つまり、MACアドレスを検出してしまうとマジックパケットと判断してしまう…とか(マジックパケットの詳細はこちら)。
ルータが悪いとすれば、MACアドレス宛に送るパケットがマジックパケットそのもの、という事も考えられる。

これを判断するために、ノートPCで同じ事を行う。同様にpingでノートPCが起動したならルータ、起動しなければNICが悪いということで。

とりあえず疲れたので、ひとまず区切り。

追記
ここに書いてあることは勘違い。2個上の記事を参照してください。

02:43


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