松下、三菱電機、ソニー、電気コンセントで情報通信を実現するPLCを推進 (MYCOM PC WEB)
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電力線インターネットで1Gbpsが可能か? 米研究者がシミュレーション
何やら唐突に電力線(電灯線)インターネット関連の話題が湧いてきた。技術的には結構期待しているので、この動向には個人的に注目している。
自分は今まで電力線通信という物がどうやって実現されるのか知らなかったのだけど、MYCOMの記事の図を見る限り、松下、三菱電機、ソニーのアライアンスが想定しているのは、電力線は電力線、通信回線は通信回線で別々に引き込んで、家の中で電源ケーブルに信号を入れる、といった形なのか。コンセプトとしては、電力線通信はローカルなネットワークにのみ適用する、ということなのかな。
一方、Internet Watchの記事によると、
これを用いれば、近隣住民が1軒あたり数百Mbpsで共有するインターネット接続サービスを提供できるかもしれない。
となっている。こちらは、電力線通信をネットワーク全体に適用することを想定している様子。一口に電力線通信と言っても、適用範囲の違いがあったりするのか。
この場合、前者の方が現実味がありそうだし、実現も比較的容易に思える。まぁ、その目処が立ったからからこそ、アライアンスを設立したんだろうけどね。一方の後者は、実際どの程度の通信ができるんだろうか。電力線通信って、信号の減衰率が半端じゃなく高いというイメージがあるので、実現は困難に思えるのだけど、実際のところどうなんだろう?
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