ファルコムjdkバンドvs.えどっ娘天下大変! 行ってきた

「ファルコムjdkバンドvs.えどっ娘天下大変!」特設ページ

8月21日にリキッドルームで開催されたファルコムjdkバンドライブ、「ファルコムjdkバンドvs.えどっ娘天下大変!」に行ってきたので、その感想。今回は、以下の2部構成。どっちも参加。チケット発売日に寝坊したので、整理番号はどちらも300番台…。
第1部:えどっ娘天下大変!vs. jdkバンド 開場14時/開演15時
第2部:jdkバンドライブ 開場17時/開演18時

タイトルにあるように、今回の第1部はWebラジオ「超!えどっ娘 天下大変!!」とのコラボとなっている一風変わった構成。

第1部

理由は知らないけど時間が押していたので開始が20分ぐらい遅れ。始まる直前辺りで、後方がスカスカだったので、満員というわけではなかった模様。収容人数900人ということは、700人ぐらい?

出演者は、最近発売された「イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ」にちなんで、神田朱未さん(エステル役)、三上枝織さん(アイシャ役)、近藤孝行さん(アガット役)、今野宏美さん(ティータ役)と、小寺可南子さん。内容は以下のような感じ。
・ミニドラマ実演。
・トーク。
・「イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ」対戦

「えどっ娘天下大変!」は、たまに名前を見かけるものの、内容は全く知らないのでどうしたものか…と思っていたけど、周囲もそんな感じだったようで、「えどっ娘」のネタと思われる「大変わー」という挨拶に対し、反応が薄かったのはちょっと苦笑してしまった。
ただ、始まってみると内容はほとんどファルコムの話題。というか、ファルコムのゲームと声優が被っているので、それをネタにした感じのトークが多いというか。
ミニドラマは、「オルタナティブ」の舞台ザナドゥから「えどっ娘」の世界にアガットとティータが飛ばされ、そこでエステルとアイシャと思しき声が聞こえてきて…という感じのアホな内容。好き嫌いが分かれそうな内容だなー、とは思ったけど、個人的には大いに笑わせてもらった。その後は、出演者によるゲームについてのトーク。

今回一番盛り上がったのは、やっぱり最後にやった「オルタナティブ・サーガ」対戦。出演声優によるプレイ&生ボイス、jdkによる生演奏BGMで、ゲームの対戦画面を皆で観戦するという、これ以上豪華なゲームプレイ動画は、多分お目に掛かれないんじゃないかと思えるぐらいの豪華さ。
しかも、近藤孝行さんのプレイするアガットがとても上手くて、最後をきっちりドラゴンダイブ(EXTRAスキル)で決めて魅せてくれるので、会場が盛り上がる盛り上がる。どうせなら、技を出した時に声優さんに「ドラゴンダイブ!」とか叫んでほしかったなぁ…とは思った。

第1部は大体そんな感じ。思ってたよりもずっと盛り上がって楽しかった。チケットの値段が安い割にこれだけの濃い内容が見られたので、満足度は結構高い。
近藤孝行さん(アガット)が男女問わずやたらと大人気だったのが印象的。

第2部

個人的にはこっちがメイン。今回は会場いっぱいに人が溢れてたので、多分800 overぐらい?
今回のセットリストは以下のような感じ(2ch参考)。

1. ストッパー [Inst] (英雄伝説II)
2. 俺たちのレジェンド [Vo. イカルス渡辺] (イースvs空の軌跡オルタナティブ・サーガ)
3. MIGHTY OBSTACLE ~The Wind of Zemeth [Vo. イカルス渡辺] (イースVI ナピシュテムの匣)
4. 誓い ~The love turns into the Oath [Vo. 小寺可南子] (イース フェルガナの誓い)
5. way of life [Vo. 小寺可南子] (英雄伝説 零の軌跡)
6. ルード城 [Inst] (英雄伝説 白き魔女)
7. Dragon Dive ~アガットのアは赤毛のア~ [Inst] (空の軌跡FC 未使用曲)
8. OVER DRIVE [Inst] (イースIIエターナル)
9. バレスタイン城 [Inst] (イース フェルガナの誓い)

MC

10. INOCENT PRIMVAL BREAKER [Inst] (イース7)
11. RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN ~I’m here for you [Vo. イカルス渡辺](イースVI ナピシュテムの匣)

アンコール

12. TO MAKE THE END OF DIGGING [Inst] (ぐるみん)
13. TO MAKE THE END OF BATTLE [Inst] (イースII)
14 . way of life [Vo. 小寺可南子] (零の軌跡)
15. 銀の意志 金の翼 [Vo. 小寺可南子, イカルス渡辺](空の軌跡SC)

ライブが始まって最初がいきなり「ストッパー」!「英雄伝説II」なんて、自分が小学生の頃初めて新品(PC98)で買ったファルコムゲームだよ?その曲が、18年近くの年を経て、今こうしてライブで生演奏が聞けるとか…、嬉しくないわけないじゃない。そんなに自分を喜ばせて楽しいかこの野郎!聞いてて何かちょっと泣きたくなってしまったのは、ここだけの話。これが聞けただけでも、今回のライブに来て良かったと思う。
あとそれから!ついにライブで念願のガガーブの曲が聞けたのが嬉しかったー。「ルード城」なんて、自分がジュリオと同じぐらいの年齢の頃に延々とルード城彷徨ってたから、凄くよく覚えてる(笑)。
「オルタナティブ・サーガ」がこれらの曲を採用してくれたおかげでこうしてライブで生演奏が聴けたのだから、自分としては「オルタナティブ・サーガ」様々という感じです。ま、ゲームは自体はあまりプレイしてないのだけど。

今回、初めてのボーカル曲が2曲。
「俺たちのレジェンド」はイカルス渡辺さんの新曲。力強い声でめちゃめちゃ盛り上がる。イカルスさんのファルコム曲は、確か「ぐるぐるTonight」に続き2曲目かな?個人的には「ぐるぐるTonight」好きなんだけど、ライブで聞いたことないな。
あと、9月発売の英雄伝説新作「零の軌跡」の主題歌「way of life」が聴けたのは嬉しかった。良い感じにライブ映えする曲だなぁ、と思う。ちょっと「Cry for me, Cry for you」に似てるかな?…そういやいつものあの曲が無かったなー。相変わらず、生であれだけの歌唱力を披露できる小寺さんは凄いなぁ、と思う。

それから、盛り上がる曲の合間に入った、「誓い ~The love turns into the Oath」は、しっとりとしたバラードでとても心地良かったと思う。ちなみに、これの収録されたCDは所持しているけれど、曲の存在自体はすっかり忘れてた…。
「Dragon Dive ~アガットのアは赤毛のア~」は、未使用曲からまさかの昇格。「聞き覚えはあるけど何の曲だっけ…?」状態だったので、ちょっと意外。

しかし今回一番「面白い!」と思ったのは、最後の「TO MAKE THE END OF DIGGING」と「TO MAKE THE END OF BATTLE」と連チャン。最初、馴染みのイントロが来たので「BATTLE」が来たな、と思ったらまさかの「DIGGING」。思わず「こっちかよ!」と突っ込みを入れずにはいられない(笑)。しかし、「ぐるみん」の曲がライブで聴けるとは思ってなかったので、これはこれで非常に嬉しい。しかし、その直後は本家の「BATTLE」。個人的には、この流れに大受けしてしまった(笑)。こういう趣向は大歓迎だなぁ。

今回のライブで印象に強く残ったのは、こんな感じ。
全体的には、ハイテンションで盛り上がる曲が多くて非常に楽しかったです。特に今回は、今までライブで聞いたことない曲や過去作品の曲がいくつも聞けたので、ヤバいぐらいテンションが上がって、満足度が非常に高かった。
あまりに興奮して、ライブ中ずっと腕を振っていたのだけど、次の日腕が痛くてまともに肩が上がらなかった…。もう年かな。
あと、会場では「ファルコムvs.jdkバンド 2010 SUMMER」CD購入。ライブで演奏された曲がいくつか聴けるほか、良い感じのアレンジが多数収録されている。個人的に割と満足度は高い。

ただ、やっぱり時間が短いのが残念だなぁ。是非ともっと長くやってほしい。
また、最近の曲、メジャーな曲に傾倒するのは客層や宣伝効果を考えると仕方ないのかもしれないけど、やっぱ個人的にはレトロ作品に特化したライブもやってほしいなぁ…と思うところ。「英雄伝説」とか「ぽっぷるメイル」、「ブランディッシュ」の曲とかライブ演奏されたら泣ける自信がある。夏休み中スライムいじめしてたというアンジェロさんなら、きっと分かってくれるような気がする(笑)。
あと、今回来るだろうと思ってたアルタゴの五大竜戦「LEGEND OF THE FIVE GREAT DRAGONS」が来なかったのはちょっと肩すかし。今回購入したCDにアレンジバージョンが収録されているけれど、なかなか良いアレンジなので、是非これを生演奏で聞きたかった。「CROSSING RAGE!」でもいいけど。

そういえば、今回はUstreamで動画が配信されていたようなのだけど、そっちはどうだったんだろう。新しい試みとして今後も頑張ってほしいと思う。ニコニコ動画の方が盛り上がったような気もするのだけど…。あと、前日告知とか周知が十分でなかった点もちょっと気になる。
実は、配信自体はライブが終わった後もしばらく続いていたようで、家に帰ってすぐの時はライブ映像を見直すことができた(今は見られない)。それを少し見て気になったのは、聞こえるのがステージの音声だけで、客席の盛り上がりがほとんど伝わらない点。まー、ライブの映像はそういうものなんだろうけど、配信見てる側にあの客席の熱気が伝わらなくてちょっと残念かなぁ…とは思った。

前回は撮影等はOKと明確に言っていたけれど、今回の第1部は撮影NGと明確に言っていたのに対し、第2部は何も告知が無かった。第1部は声優が出ているから分かる。第2部は「音楽フリー宣言」を出してる手前、ファルコム自身は撮影を許可したいけれど、会場自体の規定として「撮影NG」となっているので、その辺を考慮した結果なのかなぁ、と想像。そんなわけで、今回は写真等は撮らなかった。

20100823_jdklive.jpg

追記

!–ニコニコ動画にライブ映像があった。UStreamの動画じゃないかこれ…。
ファルコムjdkバンドライブ2010 @LIQUIDROOM‐ニコニコ動画(9)–>

そういえば、UStreamの後方カメラとは別に、アームで動いてるカメラがあったのだけど、あれは一体何のカメラだったんだろうか。


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