雑誌はもう少し減っていい

asahi.com(朝日新聞社):本の販売2兆円割れ 170誌休刊・書籍少ないヒット作 – 社会
【2ch】ニュー速クオリティ:【出版不況】 今年10ヶ月で170誌休刊 本が全然売れません

今年の書籍・雑誌の推定販売金額が2兆円を割り込むことが確実になった。出版科学研究所の分析で明らかになった。1989年から20年間にわたって「2兆円産業」といわれてきたが、最終的には1兆9300億円台に落ち込む可能性がある。

むしろ今までが多過ぎたという気がしないでもない。技術書や専門書のような書籍は自分もよく買うけれど、断片的な情報しか載ってない雑誌は、出張行くときに途中の本屋で買っていって、出張先のホテルで捨てるとか、そのぐらいだなぁ。
雑誌は多様な情報がまとまって載せられているけれど、雑多な情報それ自体が、購入動機になる事はあまり無いんじゃないかと思う。普通は、「~が知りたいから」とか、「~の作品が面白いから」といった、具体的な目的を持って購入する。どうしても知りたい情報は、今はネットを見れば簡単に分かるしね。
雑誌の性質その物が、ネットのある今の時代には適合してないんじゃないかと思う。

書籍は10月末で昨年同期比3.9%減。村上春樹著「1Q84」の2巻で224万部が目立った。だが、オリコン調べでは、昨年5作あったミリオンセラーが今年は2作のみだった。

余談だけど、この数字ならライトノベル辺りの方が出版社的には美味しいんじゃなかろうかと思うのだけど、どうなんだろ。出版社におけるライトノベルの比率がどんなものか、ちょっと調べてみようか。


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