J-CASTニュース : 低視聴率にあえぐ中居「婚カツ!」 なんと録画ランキングでは大人気
視聴率と録画率、大きく乖離
「視聴率」「録画率」こんなに違う – Infoseek ニュース
【ゲンダイ】「視聴率」と「録画率」はこんなに違う! 録画率ではアニメが上位 – にしみーぶろぐ
今さらの話なのかもしれないけれど、視聴率と録画率が大きく剥離している、という話。
録画率について触れた記事を結構前、「エウレカ7」が放送されている頃に見たなぁ…と思い出して記事を探してみたら、その物ズバリのタイトルの記事が出てきた。
ITmedia +D LifeStyle:「エウレカセブン」でわかった番宣の新しいカタチ――東芝 (1/2)
まぁ、「エウレカ」の場合は視聴率の悪さやDVDの捌け率の悪さをフォローするために書かれた、スポンサーへの言い訳記事という背景があるような気もするのだけど、言ってる事はもっともな話なので、そこは触れない方向で。
ずっと前から録画率についての言及はあちこちであったのに、未だに視聴率が番組人気を示す絶対的な指標としてまかり通っている事自体がおかしな話だなぁ、と思う。
様々な視聴方法があるこのご時世、テレビ番組をリアルタイムで見ようとするスタイルはテレビを見るための1スタイルに過ぎないし、デジタル化で録画が便利になったため、録画して都合の良い時間帯で見るスタイルが一般的になるのは至極自然な流れのはず。
「リアルタイム視聴最高!録画なんて邪道!」などと考えるのは、時流を読めてないテレビ局の人か、実況民みたいな一部の変態ぐらいじゃなかろうか。
さすがにスポンサー側もテレビメディアの限界を感じ始めてきたのか、ネット等を使った多角的な宣伝に切り替えてきているようだ。とりあえず目立って積極的に見えるのは角川。先日放送された「凉宮ハルヒの憂鬱」の新シリーズのような、ユーザーを巻き込んだ先駆的な宣伝手法は、色々と見るべき点があると思う(ついに「涼宮ハルヒの憂鬱」第2期放送開始、「笹の葉ラプソディ」スタート – GIGAZINE、今日もやられやく youtubeにハルヒ新EDを上げたらいつのまにか角川公認動画に変わっていた)。
今後は一体どういった形になるのかと考えると、やはりスポンサーと一体になった番組作り…という事になるのかな。番組中に商品を登場させるような。
アニメでもそういった作品がチラホラ見えてきた。例えば、最近は「ピザハット」がアニメとのタイアップを繰り返している(…ところで、現在「戦国BASARA」とタイアップしている様子なのだけど、あのアニメの中にピザが出てくるんだろうか?…それはそれで割と面白い気もするなぁ(笑))。あとは、「バスカッシュ」はナイキと組んでる。「アキカン!」はサンガリアと何か色々やってて、作中でサンガリアの歌歌ってたし。
ただこれ、スポンサーの宣伝が前提になってくるので、バラエティ番組やドラマの割合が増加して、ドキュメンタリーや教育番組といった物が減少していく可能性が高く、番組の方向性がスポンサーに媚びた内容になってしまうかもしれない。
色々考えてみたけれど、今後テレビメディアはどうなるのか、正直よく分かりません。
どう転ぶにせよ、テレビメディアが昔のような絶対的な地位を得る事は無いだろうな、とは思うけれど。
ちなみに、私はテレビが結構好きです。特にアニメをリアルタイムで見るのが好きです。何故ならば実況が好きだから。
昔から再三主張しているけれど、テレビは実況のようなリアルタイム視聴に魅力与えるサービスに力を入れた方がいいんじゃないかと思います。
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