アニメ最終回あれこれ 2009年3月 その4

天体戦士サンレッド

制作費安そうなアニメだったけど、ネタの可笑しさとかキャラクター同士の掛け合いとか、とにかくノリの良い作品で非常に楽しませてもらった。15分構成というちょっと変則的な時間枠だったけど、30分アニメ以上の満足感。
2期があるようで、結構楽しみにしていたりする。

屍姫

ストーリーは悪くないと思うし、アクションも結構良かったと思うんだけど、何かこう、2クールやった割にはさほど面白くなかったというか何というか。
まずオーリはいつも何かわめいているばかりで大して活躍をしないこと、マキナが毎度毎度やられ役でさっぱり役に立った印象が無いこと、主役級のキャラの棒読みの演技が耳についてイマイチ盛り上がらなかったこと、最終回をえらく中途半端に投げ出したこと、などなど、マイナスな点が多すぎる。
話や設定は特に悪くなかったんだから、ちょっと見せ方を頑張ってほしかったなぁ…と。

とある魔術の禁書目録

「ライトノベル」という言葉のイメージにピタリ当てはまる感じの作品だなぁ…と思った。具体的に言うと、主人公がえらく説教臭い、続々と出てくる敵キャラ、文字に書き起こすと恥ずかしい固有名詞、ファンタジー的な設定、キャラクターごとに口癖があるなどの安易なキャラ付け、など。まぁ、口癖については、小説において台詞だけでキャラ判別できるための手段なんだろうなぁ。

それにしても、次々に新キャラを出しては次々にいなくなる使い捨てキャラが多過ぎるな…という印象。レギュラーかと思ったら全然出てこないキャラもいるし、一応メインヒロインなのに最初のエピソード以降めっきり登場回数が少なくなってるしキャラもいるし、一方で単発キャラだと思ったら主役張ったエピソード持ってるキャラもいるし…。というわけで、このアニメから感じるのはキャラの扱い方が下手で行き当たりばったりだなぁ、と。
あるいは、人気出そうなキャラを次々に投入して、人気出たらスピンオフを作ったり再登場させたりして人気の維持を図ろうとする泥臭い商売っ気。

まー、そう割り切っちゃえば作品として割と面白かったとは思う。

White Album

主人公がどっちつかずでムカつくのと、恋愛話がこじれていく過程が見ていてイライラするのと、登場するキャラが鬱陶しいのと、その他諸々のおかげで非常に見ていて嫌な気分になるアニメでした。
うーん、本当に2期やるのかこれ…。


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