構造改革の断行及び成長戦略策定に関するお知らせ
GDH、経営再建へアニメ作品絞り込み 制作ラインのリストラも – ITmedia News
GDH、赤字決算でアニメ作品の“選択と集中”を発表
株式会社GDHが2008年度第2四半期の決算を発表。それによると、
売上高は前年同期比16.3%のマイナスとなる30億5,400万円。営業利益も同1億9,700万円から5億4,300万円の赤字に、経常利益も前年同期1億7,000万円から6億3,000万円の損失、純利益も同8,900万円から5億8,100万円の赤字となった。2009年3月期通期の業績予想も大幅に下方修正されている。
という感じで真っ赤っか。
その結果として、いくつかの対策が発表されているのだけど、そのうちの一つが以下のような内容。
(2) アニメ事業の大幅スリム化
企画・開発体制を見直し、確実に投資回収が見込める作品に絞込み、強みであるグローバル展開等で多重回収を行なうビジネスモデルへの転換を図るものです。
現状年間8作品程度を社内4スタジオと協力会社への外注で制作しておりますが、今期中に制作部門を1つに集約し、社内では年間4作品程度を厳選して制作する体制に移行します。既存の制作ラインの設備・人員等の一部は、別会社への売却・転籍を検討する予定で、これにより、筋肉質な経営体質を実現するとともに、固定費の変動費化により、柔軟な外注制作対応も行えるようになります。
あーあ…。これからGONZOのアニメをお目にかかる機会が少なくなってしまうのか…。
自分はアニメ制作会社の中でもGONZOが一番好きだったりする。他社が絶対に作らないような奇抜なアニメを多数輩出してくれるので。「SPEED GRAPHER」とか「RED GARDEN」とか、あんなヘンなオリジナルアニメ作る会社なんて他にまず無いよ(笑)。売れ線ばかりの似たり寄ったりの作品ばかりが作られる中で、一際輝いて見える。キャラが立ってるというか。
まぁ、そんなアニメばっかり作ってるから赤字になるんだろうけどねぇ。
ところで、「確実に投資回収が見込める作品」って何だろう。GONZO作品の中で最近比較的売れたものといえば…「瀬戸の花嫁」「ロザリオとバンパイア」「ストライクウィッチーズ」。うーん…。
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