VistaからXPに移行するにあたり、現在使用中のソフトウェアがVistaに対応しているかどうかを色々確認してみた。
とりあえず、上記のサイトに一通り目を通した上で、自分で実際に動かしてみた。結果、思っていたよりも普通に使えるソフトが多かったという印象。
有名所のソフトは既にVista対応をしていたし、正式対応していなくても、ほぼ問題なく使える場合が多かった。
ただし、一つだけどう足掻いてもそのまま使えそうになかったのが、キーカスタマイズソフト。「窓使いの憂鬱」や「猫まねき」を始めとした、ドライバレベルで変更を行うキーカスタマイズソフトは、Vistaの仕様変更によってほぼ壊滅状態の憂き目にあっていた。
そこで色々調べてみたところ、「AutoHotkey」なるソフトが使えるという情報が出てきた。スクリプトを書くという、少々厄介なカスタマイズをすることになるけど、有志による日本語の解説サイト「AutoHotkeyを流行らせるページ」もあり、導入は割と容易かった。
自分は英語キーボードを使用しているので、右AltキーをIME ON/OFFに置き換え、右アプリケーションキーを右Altキーに置き換え、CapsLockキーを左Ctrlキーに置き換える、という変更行う。
アプリケーションキーとCapsLockキーはそのまま潰して使用不可にしてしまう。その辺りのキーは使わないので。
そのキー設定を実現する上での注意は2点。
「右Altキー → IME ON/OFF」の動作をAutoHotKeyで実現させるために、sadat-studio.net – ダウンロードで再配布されていたIME_Func.ahkを使用。
「CapsLock → Ctrl」はAutHotKeyで設定できなかったため、Windowsのレジストリ変更によって対応。レジストリによるキーカスタマイズは、Webで検索すると資料が多数見つかるので、それに倣う。
それを踏まえた上で、キーカスタマイズは下記の設定とした。
AutoHotKeyのスクリプト
#include ime_func.ahk AppsKey::RAlt RAlt::IME_TOGGLE("A") +RAlt::IME_SetConvMode("A",25)
レジストリ
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout] "Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,03,00,00,00,1d,00,3a,00,00,00,00,00
とりあえず、これで何とか従来通りのキー配置を設定することができた模様。
XP以前のような決め手となるキーカスタマイズソフトが無いのがちょっと面倒だけど、まぁ今のところはこれでいいかな。
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