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DisplayPortあれこれ

eetimes.jp 「DisplayPort」が実用化段階へ、パソコンからテレビへの転用を狙う(2008/01/11)
スラッシュドット ジャパン | DisplayPortとHDMI、次世代ディスプレイ・インターフェースの主役はどちら?

HD(高品位)映像に対応したディスプレイ・インターフェース規格「DisplayPort」を支援するグループが2008年1月8日(米国時間)、2008年1月7日~10日の日程で米国ラスベガスで開催中の「2008 International CES(Consumer Electronics Show)」において、実用化の準備が整った規格の全体像を明らかにした。複数のベンダーが試作した、実際に動作するチップや装置を公開し、アイデアの段階と実用化の間にある大きな溝を乗り越えたことを印象づけた。

DisplayPort – Wikipedia
DisplayPortとは – NE用語 – Tech-On!

映像信号と音声信号を同時に出力することの出来るインターフェース規格「DisplayPort」を持つ製品が出てきそうな気配。
現在、似たような規格としてHDMIがある。異なる点としては、DisplayPortはPCディスプレイの規格を決めるVESAを中心としたPC業界のメーカーが定めた規格という事。HDMIは家電業界が作った規格。要するに、派閥争いのようなものと考えて恐らく問題ない。実機能の違いはあまり無いわけだし。
端子の形は、既にDisplayPort端子を搭載したDELLのディスプレイ、3008WFPの端子部分の写真から判別できる。
同じPC向けディスプレイインターフェースとして、UDIという話もあったけど、あれは一体どうなったんだろう。

自分の予測としては、この規格はすぐに消滅するだろうと思われる。理由としては…

  1. 既にほぼ同じ機能を持つHDMIというインターフェースが存在すること。
  2. あくまでもインターフェースであるので、スペックの違いはそれほど問題にされないこと。
  3. そもそもそんなハイスペック・高解像度のディスプレイを使う層は限られていること。
  4. 既にPCにはDVIというディスプレイインターフェースが存在し、幅広く普及していること。
  5. 仮に対応機器が出ても、接続機器が出回るまでに時間がかかると思われ、その間にも市場がHDMIに食われていくこと。

要するに、今さら新しい規格を用いるメリットがほとんど見出せない。
もし生き残るキーポイントを見出すとしたら、「複数のディスプレイを数珠つなぎにし、今までよりも簡単にマルチルチディスプレイ環境を構築することができる」という点かな。しかし、最近のグラフィックカードは普通に端子が二つついてるし、これがメリットとはなりにくい。
生き残るとすれば、ノートPCや一体型PCの内部ディスプレイインターフェースなど、人目に触れない所で使われるところか。そもそも、それが狙いなのかもしれないけれど。

2008 International CES【DisplayPortカンファレンス編】

 HDMIはもともと、ラスタースキャンを行なうCRT向けに作られた規格で、RGBの三原色とクロックを別々の信号で流す。これに対し、DisplayPortは、当初から液晶向けに開発されており、画素と音声信号をマイクロパケットと呼ばれるパケットにまとめて送信する仕組みを採用している。つまり、HDMIがSビデオの置き換えなのに対し、DisplayPortはDVIやVGAの置き換えと言うことになる。

そんなのはエンドユーザーにとってはどうでもいい話ですな。ユーザーにとってインターフェースに求められるものは「他の機器と容易に接続できること」。インターフェースとして使いやすい、という意味でもあるけど、何よりも普及率の高いHDMIのような規格を採用することは、アンプやTV等ディスプレイ以外の機器と繋ぐことができるようになるため、それだけで大きなメリットがある。
「普及率の高さ」は、互換性の高さであり、利便性であり、優れたスペックであると、個人的には考える。それが機能として「最高」ではなくてもね。

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