「デスノート」の模倣事件

ULTIMO SPALPEEN: アメリカで続く「DEATH NOTE」模倣事件(ヴァージニア州・テネシー州・マサチューセッツ州)

米国で起こった「デスノート」の模倣事件…というか、これを事件と呼んで良い物かどうか。米国で「DEATH NOTE」(を模倣したノート)にクラスメイトの名前を書き込んだだけの中高生が退学処分になったり逮捕されたりした話が3件ほど紹介されている。
まぁ、処分が下されているのだから事件という事になるのかな。

「デスノート」は漫画も映画もアニメも終わってしまったのでブームは収束に向かっているけれど、一時期の活気は相当なものだった。自分もその活気を含め、作品を結構楽しんでいた。
メジャーな少年漫画誌という事もあり、日本の生徒・学生の間でも同様の事が数多く行われていたであろう事は想像に難くないし、実際、「いじめに繋がる」といった主旨の記事もいくつかあったと記憶している。中国や韓国にも飛び火していた
でも、さすがに退学になったり逮捕されたりといった話は聞かないなぁ(笑)。いや、実際にはあったのかもしれないけど…。

まぁ米国においても、これら学校・教師は過剰に反応しすぎたという「例外」として見るべきではあるのだろうけど、それでも逮捕といった一線を越えてしまう対応が見られたという事実は、ちょっと興味深いと思った。
治安等の社会的な事情の他に、宗教的な理由、漫画文化が定着していないという文化的な理由もありそう。

でも子供の頃は、こういう破壊的な衝動を持っている事は別に珍しい事でもないよなぁ、と思う。それをいかに抑制して、人道的、社会的な考えを身につけさせていくかが教育なわけで。
たまに、それ身につけられないまま大人になってしまう人もいるようだけど…。


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