日本ファルコムのバンドグループ、新生jdk BANDのおひろめライブこと「Falcom jdk BAND LIVE “REBIRTH”」が8日に開催。そのライブに行ってきた感想。ファルコムのライブに行ったのは、前回の「FALCOM LIVE 2007」に続き2回目。
ちなみに今回は、前回のライブのような曲目リストが載ったパンフのような物は貰えなかったので、演奏された曲や順序に関しては自分の記憶が頼りなんだけど、正直あんまり覚えてない…。「なんかこんな感じの曲」という記憶はあるのだけど。曲を聴いてすぐに何の曲か引き出せるほどの記憶力は無いもので。だから、覚えている限りの内容だけ。
ちなみにこのライブのチケット、一般販売は会場またはローソンチケットのみで販売されていた。しかし、ローソンチケットは販売開始直後に瞬殺。自分はその時ローソンチケットで結局買えず、予定が合わなくて会場まで足を運ぶこともできなかったため、チケット入手を完全に諦めていたのだけど、その後知り合いにチケットを売ってもらったため、何とか無事入手することができた。
ゆっこさん、本当にありがとうございます。感謝したりないぐらい感謝です。
今回は、「空の軌跡」パートと「イース」パートの2部構成。合間にインターバルを置いて1時間ずつのプログラム。
会場はこぢんまりとしたライブハウスで、前回よりも更に狭く暑苦しい場所。当日は少し雨模様で肌寒かったのだけど、湿度が高かったせいもあり会場内の熱気は凄まじかった…。会場から出た時は物凄い汗ダク。
まず「空の軌跡」。ちょっと家を出た時間が遅くて会場が開いて10分後ぐらいに会場入りしたのだけど、前の方ほとんど埋まってしまっていたので、自分がいたのは真ん中やや後ろぐらい。…もっと時間に余裕を持って来ればよかった。同様に参加していたゆっこさんは前の方を陣取っていたらしく、正直羨ましかった。
「空の軌跡」は、やはり「the 3rd」やPSP版「SC」の発売で今が正に旬の作品だけに、周囲もそれなりに盛り上がっていた様子。
最初2曲はボス戦のインスト(曲名覚えてない…片方は「SC」執行者戦の曲)で、いきなりアップテンポな曲から入ったので嫌が応にも盛り上がる。
その後、ゲストボーカルの小寺可南子さんが登場。歌ってくれた曲は、先程とはうって変わって少し抑えめの曲。「the 3rd」のED「空を見上げて」と「SC」のED「I swear…」。好きなゲーム作品のED曲を生で聞いてしまったことで、プレイした時の記憶や会場の雰囲気に呑まれて、うっかり感動してしまった。
その後何曲かインストが入ったのだけど、個人的に一番嬉しかったのは、「the 3rd」の主要ボス戦で流れる曲「Overdosing Heavenly Bliss」。この曲は「the 3rd」を遊んでいて物凄く気に入った曲で、一番最初にこの曲がゲームのBGM流れた時は10分ぐらい戦闘を放置して聞き惚れていた。その曲が生で聞けただけでも嬉しいのに、力強い熱演が大変素晴らしかったので、コレを聞いている最中あまりに嬉しくて変なテンションで興奮しまくっていた。あの時はきっと、自分の脳から何か不思議な汁が出ていたに違いない。個人的に、それが今回一番の盛り上がり所。
その後jdk BANDのメンバー紹介が入って、最後は、「the 3rd」のOP「Cry for me, cry for you.」。前回同様に、会場でで「Cry for me!」「Cry for you!」の合唱。まぁ正直なところ、「Cry for ~」って大きな声に出して歌いにくいんだけどね(笑)。まぁこれも良い盛り上がりで非常に良かった。
アンコールはもう一度「I swear…」を歌って締め。
内容的には、小寺さんのとちってばかりの司会(笑)と、ギターとドラムの音に掻き消されてしまって、まるで聞こえないバイオリンの音、たまに起こるハウリング以外は特に気になるような事もなく、非常に盛り上がった楽しいライブだったと思う。
余談だけど、この「空の軌跡」パート開始時に、何故か「イース」のハーモニカの曲が流れてきた。「空の軌跡なのに…何故?」と戸惑ったのだけど、それはどうやら手違いだったようで。その分は「イース」のライブ冒頭で流してくれるという話だったのに、結局流してくれなかった…残念。その際、会場からはブーイングが上がった。自分もやった(笑)。恐らく、本来は「星の在り処」のハーモニカを流す予定だったんだろうね。
「空の軌跡」パートと「イース」パートの間は、知り合いの人達とお茶。適当にだべってくつろいでいたのだけど、後半の「イース」パート開始時間に近付いて、さぁ行こうと思ったらアクシデントが発生。開場時間を間違えた。自分の持っているチケットは会場で購入されたチケットだけど、このチケットには「OPEN 18:30」と記されている(証拠)。実際には18:00。公式サイトにもそう書いてある。せっかっく20番台のチケットを持っていたのに…。おかげで、「イース」パートは「空の軌跡」よりも後ろの方。何てこった。ステージ上の人の頭ぐらいしか見えなかった…。なんか釈然としないなぁ。
で、「イース」の方。
こちらはもう最初から最後まで一貫して激しい曲ばかり。そのため、会場が盛り上がる盛り上がる。演奏する方もノリノリだったようだ。
「イース」曲の定番とも言える、「バレスタイン城」「TO MAKE THE END OF BATTLE」はもちろん、「イースVI」や「イース Origin」のアップテンポな曲で構成されていた。「Origin」の曲が多かったのは、時期的にまぁしょうがないかな。
このパートのゲストボーカルはイカルス渡辺さん。この人は周囲の激しい音楽に掻き消されないぐらい力強い声で歌ってくれるので、「RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN ~I’m here for you」や「MIGHTY OBSTACLE ~The Wind of Zemeth」が物凄く盛り上がる。今回(前回のライブでも)歌った2曲はイカルスさんのボーカルカバーという事になるけど、カバーでもあれだけ力強く歌ってくれるのがちょっと嬉しいなぁ、とちょっと思ったり。「ぐるみん」のOP「ぐるぐるTonight」もあれば良かったのに…。あと、イカルスさんはステージ慣れしているためか、進行で会場を上手く盛り上げてくれていたのも○。
最後は小寺可南子さんと、飛び入りで山脇宏子がコーラスに入ってくれたり。山脇さんは少しだけ「銀の意志 金の翼」をアカペラで歌ってくれたけど、それ以上の事はなくて残念。アンコールは、確か「RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN ~I’m here for you」で締め…だっけ?
こちらの内容としては、とにかくひたすら盛り上がった。曲の選曲も良かった。ただ個人的には、前回のライブで聞いた曲ばかりだったのが残念。新曲も特に無かったしね。そんなわけで、自分としては「空の軌跡」パートの方が良かったかな、と。
まぁそんな感じで、前回のライブ同様非常に盛り上がったライブイベントでした。やはりファルコムファンやってて良かったなぁ…と思います。
難点は最初に書いたように、狭い会場、暑苦しい室内。あと、新作映像や新曲といった目新しい物が無かった点も残念。当たり前だけど、「空の軌跡」と「イース」以外の曲が無かったのも物足りない。
まぁ、何やら来年の春にもっと大きな会場でのライブをするかもしれない、という話があったので、その時に期待する事にしよう。もちろん次回も行くつもり。次回は、きちんとチケットを確保する事と、なるべく早く会場入りする事と、開始時間を間違えない事が目標です(笑)。
ところで、「空の軌跡」パートと「イース」パートでそれぞれ「FALCOM UNPUBLISHED MUSIC」なるCD(PSP版「空の軌跡SC」を公式通販すると貰えるCD)を貰ったのだけど、2枚も同じ物貰ってもなぁ…。まぁ、いいか。
関連
日本ファルコム、秋葉原CLUB GOODMANにて新生jdk BANDおひろめライブ開催!! (電撃PlayStation ONLINE)
コメントを残す