ゲームの「レベル上げ」を外注–オンラインゲーム業界のすき間ビジネスが大盛況 – CNET Japan
自分としては、レベル上げをしてもらうサービスなんてものがある事自体が全くの初耳だったので、この記事には割と驚かされた。まー、アカウントを他人に貸し与えるという事で基本的にはゲーム側の規約に引っかかる行為ではあるのだけど。
別に他人のプレイスタイルにとやかく言うつもりも無いんだけど、それは既に「ゲームとして遊んでいる」とは言い難い行為だよなぁ、とは思う。
知り合いに、ゲームは大抵チートでパラメータを変えて遊ぶという人がいる。その人は「製作者の意図通り遊んでも面白くない」と半ば本気で言っている。自分としては、コンピュータゲームで遊ぶという行為は、製作者の意図したルール・作られたルートを楽しむ行為、言い換えれば「遊ばされる」行為だと考えているので、その考え方は同意出来ないし、あんまり同意するつもりもない。
ゲームを他人任せ、チート任せにするという行為は、つまりそうした製作者の用意したゲームのルールを半ば無視した行為に他ならない。それが楽しいと思うのであればいいのだけど、それは本来の楽しさを失う行為であり、ゲームを効率よく消化するという作業的行為なのではないか、と個人的には思ってしまう。そしてそれは、非情にもったいない行為だと感じる。
しかし、他人のプレイスタイルにとやかく言うつもりが無いとはいえ、多人数が集うMMORPGは果たしてどうだろう。自分はMMORPGの類を今まで一度も真面目に遊んだことが無いので何とも言えないのだけど、ルールを知らなければ他者に迷惑が及ぶ可能性があるのではないかと。野球のルールを知らずに野球に参加されても周りが困る。
そんなわけで、自分としてはこうした商売を認める気はあんまり無いです。
あと、これを利用する人をゲーマーと呼びたくはない。記事に書かれている「ゲーム魂を捨てた」というフレーズには大いに同意してしまうので。
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