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アニメ新番組あれこれ 2006年10月 その4

DEATH NOTE

DEATH NOTEジャンプの人気連載の中では比較的短期の連載でありながら、凄まじい話題性を作り出した色んな意味で伝説的な作品のアニメ化。
さすがに「売り上げ目標15億」を掲げるだけあって、アニメとしての出来は凄いものがあるねぇ。1話でノートを書くだけのシーンなのに、何なんだあの格好良さと迫力は(笑)。作画や演出のレベルが非常に高い。そんな感じで、ケチの付けようがないぐらい優等生なアニメ作品の上に、原作を既読なので、これといって特に書く事は無いんだけど、とりあえず毎週楽しみにしてます。でも、前番組のせいで月の声を聞く度に、殿が頭を横切るのはどうしたもんか。
あと、エンディングが「アカギ」を彷彿とさせる(笑)。

ところで、前述の記事にDVDの価格が提示されているのだけど、「第1巻は3話収録で、価格は3,990円」となっている。これは深夜アニメ作品としてはかなり安い。スポンサー付き、TV局の支援付きという点もあるだろうけど、一般人の購買も見込める事を考慮した結果だろうか。ただまぁ、話題性は抜群だし、映画による宣伝効果もあるし、相当な売り上げは見込めるはずなので、妥当な価格設定なのかな。

それにしても、制作会社のマッドハウスは、今のところ日テレと組んで「DEATH NOTE」と「NANA」の2本の大型企画アニメを同時進行させている。この2本に人材を投入しながらも、一方で「BLACK LAGOON」みたいなニッチ市場向けアニメにも手を抜いている様子が見られない。さらに「おとぎ銃士赤ずきん」や「彩雲国物語」なども作ってるわけで。マッドハウスは、一体どれだけの底力があるんだろう…。

RED GARDEN

RED GARDENこの独特なセンスの絵柄と内容は…、やっぱりGONZOのオリジナルアニメか!そんな物ばっかり作ってるから赤字になるんだ。キャラクター商売も難しそうな絵だし。いやいや、個人的には大好きなんだけどね。今時、萌えアニメにも頼らず、独特なオリジナルアニメ作品をコンスタントに作ってくれるGONZOの姿勢は、結構好ましいと思っている。…DVDを買うかと言われると微妙なラインの作品ばかりだけど(自分の中では唯一、「巌窟王」がそのラインを突き抜けた)。

で、実際に見てみた感想としては、なかなかに面白い。「貴方達は既に死んでいる」と告げられた主人公達が、理由も分からず事件に巻き込まれていく…と。最初、絵柄やメインの表紙絵(?)を見たときは、劇団を舞台とした俳優の物語とか、ラブロマンスとか、そういった方向の作品だと思ってたんだけど、どうやらミステリー風味の作品らしい。
序盤、全く意味の分からないまま怪物と戦わされるシーンの恐怖感を煽る演出はかなり良い。少女達が必死で逃げようとする様は、ホラー作品でも見ているようで結構怖かった。少女達が徐々に絶望感に蝕まれて無気力になっていく様子とか、所々に散見される「死」を感じさせる演出など、作品全体に流れる暗い雰囲気が良い味を出しているなぁ、と。展開がまるで読めないので、先の展開が気になるところ。
こうやってわけも分からずに戦わされる展開は「GANTZ」に似ている。そういえば、あれのアニメ制作もGONZOだっけ。

ここから全然関係ないお話。
以前からとても気になっていたのだけど、声優の沢城みゆきさんは一体どれだけ演じ分けができるんでしょうか…。この作品のクレアと、「ローゼンメイデン」の真紅と、「うたわれるもの」のアルルゥが同じ声優なんて、言われても全然ピンと来ません。
ちなみに、「クレヨンしんちゃん」のしんのすけと「巌窟王」のエデが同じ矢島晶子さんというのは何となく分かるようになった。「ケロロ将軍」のケロロと「プラネテス」のクレアが同じ渡辺久美子さんというのも、何とか分かるようになった。
うーん…慣れの問題かなぁ。

ネギま!?

ネギま!?個人的に、「ぱにぽにだっしゅ」は全く好きになれない作品だった。どれぐらい好きになれないかと言えば、「爆裂天使」や「JINKI:EXTEND」を見てる方がマシと思うぐらい(とても分かりにくい例え)。何故好きになれないかと言えば、あの「面白いだろ?」と言うかのように、これ見よがしに見せつける脈絡のないネタの数々。アレが全く受け付けなかった。「ケロロ軍曹」みたいに、パロディならパロディとして作品の中で生きているならまだしも、ただ単に羅列するだけの無関係なネタを理解出来たところで面白いとは思わないし、不愉快ですらある。制作者が作品を私物化するかのように、好き勝手やってる感じが気に食わない。

でまぁ、それと同じ理由で今回のこの「ネギま!?」とうい作品は、そんなに好きになれなかった。もちろんあの黒板ネタのせいで。しかし、そうでなくてもこの手の笑いの取り方は「邪道」に属する代物だと思うし、再び同じ事をやる制作側の神経を疑ってしまう。余談だけど、同じギャグを2回繰り返す事を「天丼」と言うことを、最近「ゼーガペイン」のCDドラマで知った。
ただまぁ、この作品に関してはそのネタ「だけ」ではないから、一応作品として見る物はあると思っている。特に、OPが独白になっている点やいくつかの変わった演出などは、何か少しでも変わった事をしてやろう、という制作者の意図が感じられて、それは個人的に評価したい。この監督は、そういう独特なセンスが持ち味のようだし。
まぁ少なくとも、前回のアニメよりは良いと思う(笑)。ただ、内容はそんなに面白いとは思わないなぁ。2回目だからだろうか。

どうでもいいけど、夕方に「ひぐらしのなく頃に」のCM入れるのはやめれー。

武装錬金

武装錬金これ確か、以前ジャンプで連載してた作品…だよね?ネットの一部で妙に人気があった事を覚えてる。
深夜アニメの中では、「少年漫画はこうあるべき」という感じのえらく正統派な内容だなぁ、という印象。OPも妙に熱い。土曜6時台にでも持っていけばいいのに…と思った。
内容は、主人公が突然手に入れた力を使って、襲いかかる的を倒すという、いたってセオリーな展開。しかし、話の展開や演出がしっかりしてるので、セオリーとしての面白さを地で行く作品になっていると感じる。
それにしても、「錬金術」も便利な単語だよなぁ、と。「ナノマシン」ぐらい便利な言葉だ(笑)。もう「魔法」でいいじゃん。

ところで、番組中「るろうに剣心」のゲームのCMがよく入るけど、今回のアニメ化はやはりこれの宣伝も兼ねての事なのだろうか。

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