実況を商売にすればいいじゃない

スラッシュドット ジャパン | テレビを見ながら使うサービス「Spike Word」
IMAが「uウェブサービスラボ」を開設、Web2.0サービス「Spike Word」を開始 | eネット事業本部

IMA(アイ・マーケティングアドバンス株式会社)という企業が、テレビ番組を視聴しながら気になるキーワードを検索したり、他ユーザーとチャットが行なえる「SPIKE WORD」なるサービスを始めたそうで。
とりあえずサービス自体にはあまり魅力が感じられない。肝心のページに行くと変なメッセージが表示されて鬱陶しいし。

あまり言ってこなかったけど、自分はアニメを見ながらの実況(放送中のアニメについて掲示板にあれこれ書き込む行為)がかなり好きだったりする。リアルタイムで見られるアニメ(平日深夜浅い時間か、土日の朝以外全般)に関しては、大抵実況をしているぐらい。就職して実況の時間が大幅に削られた事がかなりの苦痛だ。
ちなみに、最初に実況した時はよく覚えてないけど、一番古い記憶はGONZO版「HELLSING」辺りかなぁ。今までに、数秒で100レスがつくような実況も一人実況も色々こなしてきた。
実況する場所も2chとかふたばとか色々あるけど、自分は基本的に以下の場所で。

アニメ特撮実況掲示板@チャットちゃんねる
超アニメ特撮実況掲示板@チャットちゃんねる

実況の何が面白いかといえば、同じ番組を見ている人が一同に集まって、あれこれ好き勝手言える点。面白いとかつまらんとか突っ込み入れたりとか、関連情報を提供する人とか絵を描く人とかキャプチャ画像をアップロードする人とか、色んな反応があるのでとても楽しい。内容があまりにつまらないと雑談に入るので、番組がつまらなくても何ら問題ない(笑)。
また、関東のみの放送とBSやNHKとか地方の人が集まる番組とでは多少雰囲気が違ったり、軍事物だとミリオタがあーだこーだ語ったり、作品毎に実況の特色があったり。

で、そんな感じで実況は楽しいと思う。実際結構な人数が集まっている様子だし(正確な人数は知らない)、需要はそれなりにあるんじゃないかと考えている。
でも、今までそれを商売にした企業を見た事が無い。探せばあるのかもしれないけど、自分は知らない。だから、今回のサービスはちょっと気になる。実際に一般に対してどれだけの需要が生まれるのかなぁ、と。
昔も一回書いたけど、テレビ局ももう少しこういった実況サービスに目を向けていいんじゃないかと。実況なんてリアルタイムでテレビを見ないと絶対にできない行為なわけで、CM飛ばしをさせたくないテレビ局にとっては都合の良い存在だと思うのだけど。
放送がどんどんネット配信に移行していく、なんて言われていくけど、自分はこの実況ができる限りテレビ放送で見たいなぁ。

でも、実況にはある程度のタイピング技術が必要とされる。それが一番のネック。秒単位でレスがつくような実況に普通の人が入り込むのはまず無理なわけで(笑)。

追記

ういえば、先週の「ケロロ軍曹」で実況をネタにしたシーンがあったっけ。
リアルタイムで返ってくる視聴者の反応を、制作者は一体どんな心境で眺めてるんだろう。


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コメント

“実況を商売にすればいいじゃない” への1件のコメント

  1. 実況の一般化

    うう…、出張とか仕事とか外出とか部屋の整理とかしてたら、書く時間が全然取れなくなった…。録画も溜まりすぎ。今週はもう少し楽になる…と思う。 先週は気になっ…

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