中国:アニメのゴールデンタイム放送ダメ 国家総局が通達-話題:MSN毎日インタラクティブ
中国国家ラジオ映画テレビ総局は海外のアニメ番組をゴールデンタイム(午後5~8時)に放送することを禁止する通達を全国のテレビ局へ出した。13日付北京青年報などが報じた。9月1日から実施され、中国でも人気の日本の「ドラえもん」や「ウルトラマン」シリーズなどが同時間帯に観賞できなくなる。
国産アニメ制作の保護・育成を目指す措置とみられるが、輸入アニメの多くが日本産のため、事実上、日本アニメを制限対象にしたものといえる。映画や放送を管理する同総局が日本文化の「中国浸透」を懸念して取った方針との指摘もある。
ちなみに、「ゴールデンタイム」の定義はWikipediaによると以下のようになる。
ゴールデンタイム(Golden time・和製英語)は、テレビ業界で視聴率が高くなりやすい夜の時間帯の時間帯を指す用語。略称はゴールデン。
国によって具体的な時間帯は異なり、日本では毎日19:00~22:00、中国では毎日17:00~21:00の時間帯を指す。
実はこの話は1年以上前から出ていた話だったりするので、今回のニュースは「ついにやったか」という感じ。
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中国は「国産アニメ制作の保護・育成を目指す措置」を掲げているそうだけど、実際のところは日本文化の広がりに対する懸念、牽制、あるいは嫌がらせといった側面が強そうだ。あとは、日本への金の流出を防ぎたいとか、そんな所だろうか。
「ドラえもん」は中国でも相当な人気があると聞くけど、政府による「方針」のためにその視聴すら規制されるとは、中国国民もいい迷惑だろうに。
本当に動画作品発展を考えるなら、魅力的なアニメ作品を放映する事で、クリエイターを目指す人材を確保した方がよっぽどマシだと思うんだけど。
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