スパイダーライダーズ
この作品を見て真っ先に考えたのは、何故蜘蛛なのか?という事。…考えても良く分かりませんでした。子供向けに作ってはいるけど、設定やキャラクターにもあまり魅力を感じないし、正直それほど面白くないし、子供受けもしなさそうな気がするなぁ…というのが感想。
企画の段階でちょっと問題があるような気がする。
NANA
この作品は、女性の間でかなり受けているという話は良く聞くので、どんな作品なのかと思ったけど、内容については特にこれといって書く事が無いというか…。まだ物語の最初なので、書く事が無いのは当たり前なのかもしれない。とりあえず、主人公が運命やら何やら痛い感じの女の子だなぁ…と。とりあえず、これが現代の少女漫画(レディースコミックと言った方がいいのかな?)の象徴的な作品と考えればいいのかなぁ。
ただ、驚いた事が一つ。主人公の声がKAORIさんである事。昔、ファルコムのCDで川菜翠の名で活動し、今は「ポケモン」のハルカの声ぐらいしか聞いた事無かったけど(ごく希に、アニメの脇役で出てくる事もある)。そういえば最近、「ARIA」のPS2ゲームの主題歌を歌うとか聞いたなぁ。これから活動の幅を徐々に広げていくのだろうか。
このNANAを見て思うのだけど、女性向け作品はまず舞台が現実世界であって、現実に起こりそうな範囲でいかに空想的な話を作るかという方向性が受けるのかな、と思う。逆に男性向け(と断定はできないけど)は、舞台や世界観を空想的な物とした方が受けが良いように思える。その中でも、その空想の産物の中でいかに現実を求めるか、といった作品はしばしば熱狂的な人気を得る(「ガンダム」とか)。この辺には、何となく男女間の考え方の差があるような気がするなぁ。小学校で「男子は子供っぽい」と言われる所以に同じ物を感じる。
すいません、どうでもいい話でした。
いぬかみっ!
何だこの既視感は。思い出した。「うる星やつら」だ。主人公のキャラクターとヒロインのキャラクターが、うる星やつらとかなり被ってる。
まぁそれはさておき、とりあえず普通の萌えアニメだなぁ…という印象。内容的にはかなりお馬鹿な方向に突き抜けてる感じがするけど(笑)。しかし、2話のナウシカの馬鹿パロディはちょっとやりすぎの様に思う。
ヒロインはいっぱい出てくるけど、とりあえず12人の妹とか6組の双子とか、設定までそういうバカな物ではなさそうなので、ちょっと安心した(笑)。
ところで、例のアニオタがテレビ東京に人骨らしき物を送りつけた騒ぎに関して。ニュースを見てなかったのでネットから出所不詳の画像だけ拾ってきたけど、完全に犯人の目的はこの作品という事になってるのね。何だか、使われている映像が主にメインヒロインのようこではなくて、メイド姿のなでしこである辺りに、とても作為的な物を感じるのだけど…。
しかし、さらに調べてみると、「ウォッチ!声優板:テレビ東京が骨入りの小包を送りつけられた事件は「いぬかみっ!」の放送時間変更に対する抗議だったことが判明」より、深夜1時からのアニメという事で「いぬかみっ!」で確定の様子。あーあ、この後の「.hack//Roots」まで録画しておけば見られたものを…。
錬金3級 まじかる?ぽか~ん
ビックリするぐらい中身の無い作品だ(笑)。萌えキャラ出せばそれでいいと言うものでも…。
ところで、最初のキャラクター紹介を見て前作があるような印象を受けたのだけど、別にそういうわけではない…よね?
.hack//Roots
「.hack」も、息の長い作品だねぇ…。そんなに売れてるのか。
今回は、雰囲気的に2作目の「黄昏の腕輪伝説」よりは初代の「SIGN」に近い感じだね。まぁ、監督も一緒だしね(笑)。以前より、多少ネットゲームとしての現実味が増したような気がするけど、やっぱりまだまだ現実離れした展開や演出の数々が見られ、ネットゲームをテーマにしているというよりは、単なるファンタジー作品という印象が強い。もうちょっとこう、現実世界とゲーム世界をリンクさせるような作品の方がいいような気がするんだけど、作品の方針に文句言ってもしょうがないか。
それにしても…、相変わらずこの監督の作品はつまらないと思う。毎回同じようなデザインで気だるそうな態度のキャラクターと、抽象的な会話で淡々と語られる割には大して中身のない内容と、盛り上がりに欠ける演出。さらに言えば、音楽によくALI PROJECTもしくは梶浦由記を起用するので、どうしても似通った印象にならざるを得ない。それが監督の持ち味と言えるのかもしれないけど、個人的にはそこまで守り続けるほど大層な持ち味だろうか?と首を捻りたくなる。逆に、同じようなタイプの作品しか作れない、芸の幅が狭いんじゃないかと疑いたくなってしまうのだけど。
吉宗
うーん…。何故こんなアニメがこんな時間に?レコーダーから適当に見たので、最初NHKのアニメを録画したのかと思ってたら、途中でCMが入ったからビックリだ。もしこれが「おじゃる丸」の後番組だと言われても、間違いなく信じるね。
調べてみたらこれ、パチンコのキャラクターのようで。と言う事は、パチンコ会社がスポンサーとなって自社のキャラクターをアニメ化した、という事になるのかな。パチンコの宣伝のために。最近、「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」やら「エヴァンゲリオン」やら、アニメと組んだパチンコが多いように見受けられるけど(ちなみに、パチンコはやらない。あくまでも外から見た印象として)、パチンコ業界はオタクを顧客と捉え、アニメという媒体をパチンコ宣伝の場として考えている、という事なのかなぁ。
いやー、別にパチンコなんてやる気にはならないんだけど…。ギャンブルは好かないし、そんな事やってるぐらいなら、家でネット見てゲームやってグダグダしてる方が(笑)。
プリンセス・プリンセス
これは「好きなものは好きだからしょうがない!!」の系統に属する作品だな。多分。とりあえず、印象はそんな感じ。「好きしょ」や「今日からマ王」、「Loveless」といった数々のBL要素が強いアニメを経由して、とっくにこちらの方面の免疫はできてるから、今さら男同士が顔を赤らめるようなアニメを見ても何ともないさ!(それは逆に何ともなくないような気もする)。とりあえず…、男子校はこんなところではありませんので!(笑)。あー、でも今ならふざけて姫制度とか作ってそうな気もするなぁ。
もう何というか、ビックリするぐらい妄想の塊の作品なので、「ばっかでー」って言いながら指差して笑えるだけに、見てみて逆に爽快感すらある。女装の男に応援されて元気が出る男は、この世を探してもそんなにいないと思います(笑)。
しかし、ゴスロリの主人公達が少し可愛いと思ってしまったのは不覚だった…。
追記
く考えてみたら、卓球で延長された時の「いぬかみっ!」の話って、なでしこがメインの話だっけ?…調べてみると、その時に放送されたのは第4話「やらずのかっぽう着っ!」なので、その通りだった。
よくもまぁ、マスコミが食いつきそうな内容の話を話題にしたもんだ。
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