ITmedia News:異例の人気 動画共有「YouTube」の正体
Webによる動画共有サービス、「YouTube」が注目を集めているという話。特筆する点は、日本からのアクセスがやたら多いらしい。
最近、2ちゃんねる等で動画のリンク先としてこのサイトのアドレスが張られている事が多く、自分もよく目にする機会がある。似たようなサービスにGoogle Videoもあるけど。
まぁ、目にするのは大抵著作権侵害の動画なんだけど、リンク先でパッと映像が見られるので、割と有り難いサービスだと思ってる。それにしても、
今年4月5日付けのプレスリリースによると、1日当たりのページビューは1億以上・ユニークユーザーは600万以上。動画ファイル総数は4000万で、毎日3万5000ずつ追加されているという。
これだけのアクセス、しかも動画ファイルを捌けるって、どんだけ高性能なサーバ使ってるんだ。色々調べてみたけど、
YouTubeにみるチープレボリューションの凄さ : tokuriki.com
naoyaのはてなダイアリー – YouTube の負荷
ハードウェアの低コスト化と分散技術の賜物という事なのか…。それにしたって、こんだけの動画ファイルのサーバを構築できるのがビックリだ。いやー、技術の進化って凄いね。しかし最近思うのだけど、こういったネットワークやハードウェアの進化した技術の使い所が、徐々にマルチメディア関係に集約されている感じがするなぁ。
そういえば、Google Videoの方だけど、最近「The Incredible Machine」というタイトルで、NHKの「ピタゴラスイッチ」を編集してまとめた動画が大人気になったそうで。Google Videoの方は消されてしまったみたいだけど、You Tubeの方にもあるみたい(参考)。こういう、第3者に認知されにくい動画が認知され、人気を集めるのも、このサービスの魅力の一つかなぁ、と。
それにしても、この動画のタイトルを付けた人は、やっぱりこの「ピタゴラスイッチ」を見て、パズルゲームの「The Incredibe Machine」を思い出したんだろうなぁ。自分も最初に「ピタゴラスイッチ」を見て、同じ事思った記憶がある。
ちなみに、「The Incredible Machine (インクレディブル・マシーン)」というのは、要するにピタゴラスイッチみたいな仕組みを組み立てるゲーム(以前アップロードしたスクリーンショット)。自分の中では、名作中の名作、パズルゲームの最高峰と信じて疑わないのだけど、既に売られてないのが残念だ…。
今NintendoDS辺りで出せば、絶対売れるって!どっか権利買い取って売った方がいい。今のシニアにも楽しめることをコンセプトにした任天堂の方針に乗っかれば、相当に売れるゲームになる可能性はあると思ってる。
関連
The Incredible Machine – Wikipedia, the free encyclopedia
for all incrayers (インクレディブルマシーンのファンサイト)
追記
なみに、今現在「Crazy Mchines」という「インクレディブルマシーン」とよく似たゲームもある。が、英語版、ドイツ語版はあるけど日本語版は無い。当然日本でも発売されてない。
体験版をプレイしてみた感想では、3D化した事でゲーム自体が糞みたいに重くなって、しかも以前はパーツの設置がグリッド単位(マス単位)だったものが、どこでも配置できるようになってしまい、無駄に難易度が上がってる感じ。パズルの解法は合ってるのに、パーツの位置が微妙にずれてて解けないなんて事はザラ。それは、本来のパズルゲームの楽しさからかけ離れた「作業」であって、それ自体は別に楽しくない。それを強要するゲームに苛立ちを覚える。これは、「インクレディブルマシーン」とは似て非なる物だと感じた。3D至上主義もいい加減にしてもらいたい。
たのみこむで「インクレディブル・マシーン復刻」が提案されているけど、あんまり票が集まらんのが残念。
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