Windowsの再インストールをしてたら、えらく時間がかかってしまった。原因は、パーティションの問題。
以前Windowsをインストールした時は、まっさらな状態から基本パーティション作成してCドライブとし、そこにWindowsをインストールした後、Windows上から残りのパーティションをフォーマットしてDドライブとした。
ところがこの時、Dドライブを拡張パーティションではなく基本パーティションとしてしまった。これが悪かった。Windowsのインストーラは基本パーティションをCドライブ(ブートパーティション)と設定するよう動作するらしく、Windowsがインストールされたパーティションを一旦開放してしまうと、強制的に残りの基本パーティション(以前はDドライブとして使ってたパーティション)をCドライブに設定し、新たなパーティションを拡張パーティションとして作成しDドライブに設定してしまう。
簡単に書くと、二つのパーティションをそれぞれP1、P2とすると
P1: 基本パーティション (C:)
P2: 基本パーティション (D:)
↓ P1を開放
P1: 開放
P2: 基本パーティション (C:)
↓ インストーラによってパーティション作成
P1: 拡張(論理)パーティション (D:)
P2: 基本パーティション (C:)
こうなる。ところが、Windows自体はDドライブにインストールする事ができる。すると、P2がブートパーティションとなり、P1にシステムファイルがインストールされるという妙な事になる。
これを何とかしようと躍起になって、結局面倒になってP2のファイルを全てバックアップした後、HDDを一度まっさらな状態にしてパーティションを作り直した。もちろんP2は論理パーティションに設定。
あー、無駄に時間を食ってしまった。
今回、Windowsのインストールに初めてnLiteを使ってみた。これ、ドライバをあらかじめインストールディスクに組み込んでおけるので、新しくWindowsをインストールすると、最初からドライバがインストールされた状態で開始する事ができるという点が面白そうだったので。
ただ、Windowsのサービスパック等のパッチの当て方関しては分かりにくかったので、先に「SP+メーカー」でパッチを当てたCDイメージを作成した後、改めてnLiteによってドライバ統合CDを作成するという手順を踏んだ。
NVIDIA GeForceドライバ
NVIDIA nForceドライバ
AMD CPUドライバ
ディスプレイドライバ
I-O DATA キャプチャボードドライバ
ネットワークドライバ
CANON プリンタドライバ
今回は、この辺のドライバを統合して作ってみた(ちなみに、ドライバの指定はドライバに同梱されるiniファイルを指定する事で行う。iniファイルはアーカイブを解凍した中にあったり、ドライバのインストール先の中にあったり、その辺はドライバのインストール方法によってマチマチ。正規のインストール方法ではないので、その辺は何とかして探すしかない。)。実際、インストール直後にすぐハードウェアが使えるのは気持ち良いね。あと、実際はCreative SoundBlasterドライバも入れてみたけど、起動時に上手く動作しなかった。
ただ、統合されるのはドライバだけなので、ドライバを設定するユーティリティツールが同梱されているようなドライバは、後からインストールした方が無難だと思う(Sound Blasterなら「オーディオコンソール」とか)。ただ、どれがユーティリティの機能でどれがドライバの機能なのかよく分からない場合が多いから(別途exeファイルによって実行するのがユーティリティと考える)、とりあえず一度試した上で、ドライバだけでどこまで使えるのか試した方がいいかも。
他に色々な統合CDを作る方法があるみたいだけど、とりあえず今回はこんな感じで。ちなみに今回、統合CDを作るとCD-Rの容量を超えてしまったので、DVD-Rに焼く事で対処した。
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