先週分。物語のネタばらし的な話で、結構面白かったので感想でも。
ヴァンの目的であるかぎ爪の男が出てきたり、ヴァンの知り合いだったガドヴェドがかぎ爪の元でオリジナルセブンとして働いていたり、あと色々。
オリジナルセブン=元々囚人惑星だったエンドレスイリュージョンを監視するため、地球から派遣されていた存在。それぞれ衛星と鎧を持っている。ヴァンは、数年前にエレナが殺され、自分も深手を負った際にガドヴェドから改造を受け、ダンオフサーズデイと直結。たまにダンに乗らないとヴァンがオーバーヒートを起こすらしい(4話の事か)。ちなみに、地球は既に滅亡済みらしい。何年前かは分からんけど、元々オリジナルセブンのガドヴェドが生きてるんだから、そう昔の事でもないんだろう。
過去に関してはこんなところか。しかし改造とは言うけど、衛星軌道にあるロボと直結ってどういう仕組みなんだろう、という疑問が。まぁその辺に突っ込んでもしょうがない気はするんだけど、設定上地球がある事から、現実世界にそれなりに即した世界観のように受け取れるので、もう少し現実味のある設定の方が良かったかなぁ、と。でも、設定自体に関しては割と面白いと思う。
今回遂に出てきたかぎ爪の男。オリジナルセブンからは導師として崇められているけど、一体どういう思想なんだろうか。今回ウェンディに語っていた「みんなで同じ夢を持てばよい」とかいう話を聞く限り、どうにも怪しい宗教臭がプンプンと(笑)。他人の思想を信じて疑わない、画一化された思想を美徳とする考え方なんて、危険極まりない。どこぞの国がいい例。まぁ、悪役として分かりやすいといえばその通りなんだけど。しかし作品として、できればその思想に納得できるだけの説得力が備わっててほしい、と思ってしまう。そうした方が物語としても面白い。
ところで、オリジナルセブン=鎧持ち。ヴァンの鎧は「ダン・オブ・サーズデイ」。と言う事は、他のは何とか・オブ・マンデイとか、何とか・オブ・サタデイとか、そんな感じなのかね。
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