創聖のアクエリオン 23話 「翼、儚く」

20050912_aquarion.jpgケルビム兵と合体したシリウスvs強攻型アクエリオン。

今回の話はCGの戦闘をずいぶん頑張っていたなぁ…と。アクエリオンのCGは重厚感が無くて軽い、という話は聞くけど、今回の戦闘ではむしろその軽さを動きの面白さにして魅せてくれた感じ。強攻型アクエリオンとケルビムマーズとの戦いは、動きが良くかなり燃えるものがある。板野サーカスばりのミサイルに関しても頑張ってたけど、あれは何となく、動きを人為的に作ってたっぽいなぁ…。何というか、動きを手で描いたような雰囲気がある。アクエリオン自体は、何らかの3DCGソフトを使って動かしてる様子だけど、このミサイルの動きに関してはそれとは違う物を感じる。いや、だからどうというわけでもないけど。
シルヴィアがシリウスに誘われて「この翼の生えてない右手は、お兄様と繋ぐためにあるんじゃない」」人と、大切な人と結ぶためにあるのよ」と叫ぶ辺りは、結構良かったな。なるほど、片羽である事は、単純に堕天翅族を示す物ではなく、そういった意味が込められていたのか、と。
最後、シルヴィアが腕を押さえるように胸に手を当てて、「哀 天使劍」を自ら「左手で」受け止めるのは、見事な演出。胸に抱え込むようにして、腕を押さえる仕草、剣を受け止める仕草。それぞれが物語の展開と上手く絡めてあって、大変良くできた技だと思った。

それにしても、「人に答えを求めるな」って司令の言う事じゃないよ(笑)。


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