中国の情報規制

ITmediaニュース:中国、Webサイトとブログを登録制に――非登録サイトは閉鎖へ
スラッシュドット ジャパン | 中国当局がウェブサイトとブログを登録制に

中国に本拠を置くウェブサイトは全て登録制になり、登録にはサイトの責任者の完全な身元情報を提出する事になる、という記事。非登録サイトは中国政府の監視システム「Night Crawler」によって遮断されるそうな。また、実際にブログを遮断された人間が、登録方法を問い合わせたところ、「独立したブログが出版許可を得られる可能性はない」ため「手間をかけて登録することはない」と告げられたとのこと(この場合の「出版」というのは、登録して公開するという意味かな)。

ということは、わざわざドメイン取って公開しているこのサイトは登録できないじゃないか。
それはさておき、中国はこういう事を平気でやってしまって、実際にそれがまかり通ってるのが恐ろしいと思う。インターネットによってあらゆる情報が流れる今の時代に、近代国家とは思えないような時代錯誤の情報鎖国と言論弾圧を行って、国家の統制を保とうとしている辺りに、国としての底の浅さを感じる。…4000年分ぐらい蓄積されているみたいだけど。
中国の国民が(全員とは言わないけど、それ相当の人数が)反日に走るのは、正にこういった情報の規制と、歪曲した教育の賜物なんだろうなー。国民に対して中国にとって都合の良い情報ばかりを流し、日本の悪い点をさらけ出して中国国民の不満をそらすためのスケープゴートとする事を、見事に実現させているわけだ。
やっぱおかしいよ、この国。その歪んだ社会をいつまで保つ事ができるのか…。
近年中国は、先進国に追いつき追い越そうと躍起になって、物凄い勢いで産業が発達しているけど、その際に情報規制という歪みがきっとどこかで摩擦を生じる事になると思うんだけどね。

関連

Wired News – 新たに5人を投獄、ネット上の発言を抑圧する中国当局 – : Hotwired
ITmediaニュース:中国政府、Chinese Wikipediaへのアクセスを遮断


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