田菜の幽霊騒動を聞きつけ、暇ネタを追っかけてきた、地元ケーブルテレビの名物アナウンサーこと須河原晶がやってきた話。
こんなネタを追っかけに来るテレビ局もテレビ局だけど、それに真面目に答える方もアレだ。
しかし、この田菜における幽霊騒ぎってのは、どこから出た話なんだろう。言ってる事が皆バラバラだし。潮音の話に出てくる子供と蛍は、わっくんと妖精という事で物語と繋がるんだけど、斑の老婆やら笑う関取ってのは…。それとオカカ婆の繋がりもさっぱり分からん。あるいは繋がりなんて無くて、妖精の存在が数ある田舎の噂の一つとして位置付けられている事、そして須河原がそれらの噂を聞きつけて田菜にやってくるためのきっかけとして存在する事が重要なのかなぁ。
最後、須河原の瞳に妖精が映ったのは、須河原に知覚されてないけどその場に妖精がいたという事を指し示している…ということでいいいのかな?歩たちには妖精が見えて、須河原に見えないというのは、見るために何か条件があるのかね。
この作品は今のところ、複数の人間がそれぞれバラバラの行動をする中で、徐々に謎が解き明かされていく展開が、なかなか面白いと思う。話の先が結構気になるところ。
いやー、それにしてもこの作品は色んな描写が必要以上にエロいと思います(笑)。足が妙に艶めかしい感じで。あと、輪ゴムをくるくるとか脇スプレーとか椅子回転とか、細かい仕草を色々描いてるのは、キャラクターが生き生きしている印象を受けるので非常に良い。でも、トイレの描写はさすがに要らないなぁ。それは品性の面でちょっと疑問が。
コメントを残す