最近の展開があまりにも面白いので、たまには感想でも。
ついに、今まで座ってるばかりで活躍が全く無かった主人公の弦之介が、大方の事情を飲み込んで立ち上がる。いやー、長かった。周りで甲賀忍者がバタバタと倒れていく中で、お前本当に主人公なのかと問いつめたくなるぐらい何もしてこなかった主人公が、ようやくその忍術を見せてくれるのか。今まで、甲賀がまるで事情を飲み込めずに、伊賀が一方的に甲賀忍者を殺していくという展開が続いてきただけに、不利な状態からようやく対等(人数的には甲賀の方が少なくないので、まだ伊賀優勢だけど)になった事で、物語がどう動いていくのかが非常に興味深い。弦之介と朧との間はどうなってしまうのやら。
今回、佐之助が朧の瞳を見た事で術が破られてしまったけど、これが朧の忍術ということなんだろうか。忍術キャンセル?どういう場合に適用されるかはよく分からないけど、割と強力そうな忍術のような気がする。気持ちの悪い忍術が多い中で、わりとあっさり目な感じな辺りが、朧というキャラクターらしいというか何というか。
そういえば今回、左衛門は甲賀にお胡夷を殺され、蛍火は伊賀に小四郎が殺されてしまったことを知った事になるけど、共に愛する人間を殺されてしまったこの二人が、因縁として物語に寄与する事はあるのかなぁ。そういう展開の方が面白いと思うんだけど…。
コメントを残す