NHK-BS2 2005年5月21日(土) 8:06~
どういう作品なのかまるで分からなかったけど、設定とか雰囲気とかの感じでそれなりに期待していた作品。それで実際に見てみた感想としては…、何をしたいのかがよく分からなくて、どう反応してよい物やら。1話だから作品の導入としての役割を担うはずだけど、主人公を始めとした主人公の背景等があまり語られず、起伏のない話が淡々と進められていたので、作品に強く引き込まれるという事は無かった。わっくんとかヒカくんとか、独特で不思議な雰囲気を作り出して、何かを感じさせる作りはしていたので、つまらない…というわけでもないんだけど、じゃあ今回の話が面白かったかと問われると困る。
また、OPが割とテンションが高いのに比べ、登場キャラクターはどれもこれもリアクションが薄くてテンションが低く、そのギャップからくる肩すかし感があった。ただ、作品自体が、アニメ的な台詞回しやオーバーアクション、内面的な描写を省いて、やや現実寄りな作りをしている感じなので、それがリアクションの薄さを感じさせる要因になっているのかなぁ。でもやはり、アニメ的な作りに慣れてしまった身としては、物足りなく感じるのは事実。もう少し、テンションの高いキャラが一人いれば良かったんだけど。あ、OPは結構好き。
綺麗に描かれた田舎の風景と、それによって作られた作品の雰囲気は結構好きだった。作中も、その風景を見せるような場面が多く、雰囲気作りに重点を置いているということはよく感じられた。何か、舞台になってる場所でもあるんだろうか。あと、携帯電話の描写が多いのは、あえて田舎で携帯電話を使っている事を印象づけているのかなぁ。
とりあえずつかみ所のない1話目だったので、感想としてはこんな感じ。今後の展開が全然分からんけど、わっくん&ヒカくん以外に、次回予告を見ると動物が話の中心に来るということだろうか。
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