バッテリあれこれ

【レポート】IDF-J 2005 – モバイル関連の話題、2006年は5~6時間のバッテリ駆動? (1) 最終目標は8時間、2006年は…… (MYCOM PC WEB)
「インテル・デベロッパ・フォーラム Japan 2005」の「モバイル・プラットフォームにおけるバッテリの重要性と業界への取り組み」セッションとかの記事。要するに、ノートPC等に用いられるバッテリとか省電力技術とか、そういう話。

ざっと見たところ、それほど目新しい話は無い。もちろん、省電力に関する技術は多数出ている様子だけれど、それはバッテリ持続時間を多少延長させる技術。これを見ていると、そのわずかな延命を図るために、各社がしのぎを削っている状況が見て取れる。
最近はやたらとユビキタスネットワーク云々とか、モバイル云々とか言われているけど、その発展の足を一番引っ張ってるのはバッテリーなんだろうな、と思う。ノートPCのバッテリーが数時間保つとは言われても、動画再生等によってCPUをぶん回せば話は変わってくる。より小型な、モバイル端末としての役割が大きくなってきた携帯電話で同じ事をすれば、その持続時間は推して知るべし。
端末の機能の追加による消費電力の増加と、端末の高機能化に伴う計算処理能力の需要。この二つの要因による消費電力を支えるだけの力が、今のバッテリーには圧倒的に不足していると感じられる。いい加減、消費電力を削る技術にも物理的な限界があるであろう事を考えれば、バッテリー自体に革新的な技術が生まれる事を期待するしかない。現状では燃料電池が最右翼だけど、こういうのとかこういうのとかこういうのとか見てると、小型化にはまだまだ技術的な障壁があるようで…。
もっとこう、簡単にエネルギーを取り出せるような仕組みでもないものか。ホラ、あの「バックトゥザフューチャー」でデロリアンがゴミを燃料にして動いてたような。いやまぁ、無理なんだろうけどね(笑)。


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