いっつも感想書いてないけど、先週のは結構面白かったのでちょっと。
米軍の攻撃によって窮地に陥ったみらいを救うべく、菊池がワスプ撃沈を具申し、そしてワスプに向けてトマホークが放たれた…という話。
今まで日本軍にも米軍にも味方せず、あくまでも人間を守るために戦ってきたみらいが、今回自衛のために遂に数千人の人間が乗る米艦を攻撃。今まで貫いてきた信念を覆すような大量の戦死者を出す事に対して、みらいの人間が苦悩する様が大変良かった。
特に菊池。今回は、菊池は防衛大学時代に一度、「人殺しをするのが嫌だから」という理由で任官拒否を決めている描写があった。その菊池が、戦場において自衛のために他者を殺す手段を選択。それを具申する、いつもと変わらない冷静沈着な菊池の態度は、見ていて結構心苦しいものがある。それと、戦場において、自身の感情を押し殺して自分の望まない提案すらする様子に、慌てるよりもずっと切羽詰まった物が感じられて、不安を煽られる。
とにかく、今回は菊池の行動が大変興味深く、それが面白く感じられた話だったな、と。
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