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モンキーターンV 13話

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オーシャンカップ優勝戦。洞口がクッピーにダンプをかましたり、それに切れた波多野が危うく事故を起こしそうになったり、岡泉が優勝したり。あと、洞口が青島に振られたり。

自分は競艇場一度行ったことがあり、実際目の前で競艇用のボートを見たけど、あんなボートが横から突っ込んで頭に当たろうものなら、そのまま首が飛ぶ…とまでは行かなくても、ポッキリいってもおかしくなさそうに思えるほど重量感とスピードがあったような気がしたなぁ。

洞口が謝ったのは、自分の技術の未熟さから、艇を当ててしまったという「結果」に対してであって、艇を当てに行った「行為」それ自体ではない、とのことだけど…よくもまぁ、そこまで頭の中で自分の行動を客観的に判別できるもんだな。それが他者に納得させるだけの説得力を持つかどうかはさておき。
実際青島の言ってることは綺麗事なんだろうなぁ、と思う。アニメではかなりぼかされてるけど(特に先週の蒲生さんのエピソードとか)、競艇選手はギャンブルの対象であるわけで、その一番人気の選手が、少しでも勝つ見込みのある選択をするというのは、理屈の上では当たり前のことなんだろう、多分。
ただ、それも程度によりけりだわな。勝つ可能性のある選択をするのはいいけど、それは勝つために何をしても構わないという意味ではないはず。だから、勝つための選択が他人を害する選択であってはならないし、そうあるべきではないと思う。洞口の言ってることは、理屈の一片の正しさを引き伸ばして、拡大させているだけのように思えるな。
何というか、洞口はアレだ。オーベルシュタインみたいな奴だな、と。

今回は、そのダンプに関する意見の相違、レバーを放った波多野と放らなかった洞口、などと波多野と洞口の対称性を全面に押し出した興味深いエピソードだった。その対称的な二人がレースをするという展開は、非常に燃える物があった。
「波多野ぉぉぉ!」「洞口ぃぃぃ!」
の掛け合いも、それをよく演出していた。何となく、
「カズマぁぁぁ!」「劉邦ぉぉぉ!」
みたいな。あるいは、ブランドンとハリーとか。そういう、対称的な二人が真っ向勝負する話は個人的に大好きだ。それからこのシーン、顔の陰影にやたら気合いが入ってて、洞口が歯を食いしばる様(上図参照)にかなり鬼気迫る物があったし、洞口の波多野の顔がアップになっていく演出にも迫力があって、制作側に相当気合いが入っていたように感じた。
そんな感じで展開・演出が良くできた物であったので、今回のエピソードは大変面白かった。

蒲生さんが、レース後に波多野に丸亀のレース(蒲生さんと出会った話)の話をするシーンはアニメオリジナルだけど、この改変は結構良かった。あくまでも一位を取りに行く洞口と、偶然一位を取ったことを悔やんだ蒲生さんという対称性の面白さを、話の流れに綺麗に組み込んだ、非常に上手い改変だなぁ、と。

最後のありさに関しては、今後も楽しみにしております(笑)。

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