絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク 最終話

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何だか期待外れだったなぁ、という印象。一回目で色んな設定が出てきたのに、それを全然活かせてない。多くのキャラクターが登場するけど、一部その存在意義がよく分からない。どうでもいい下らない話が多すぎる。…などなど、とにかく無駄な要素が多いというか何というか。
もっとも1回目が、世界観がしっかりと作られたロボアニメという印象だっただけに、期待が大きかった分反動が大きくなってしまった、というのもあると思う。「火星は水だらけなので、乾燥剤の価値が高い」という設定は結構好きだったんだけど、1回出てきて以来、全く見なくなったな。
あと、主人公が何故あそこまで強いのかとか、希望号は結局何だったのかとか、さっぱり分からんかったのも何だかなぁ。それから、以前一度両手両足大破させたのに復活した希望号が、ラストであっさり見捨てられた点とか、グラムはどうやって夜明けの船号を救出したのかとか、釈然としない点が多いのも気になる。
全体的に見ると、設定と話の流れは別にいいとして、その話の脚色・肉付けが全然駄目、という感じ。その設定や、ロボアニメというジャンルを全然生かし切れず、ただ単に子供向けアニメと同じノリで作った、という印象。…いやまぁ、このテレビ東京6時台の枠だから、子供向けなのは当然なのかもしれないけど、一回目で大いに期待を煽っていただけに、もう少し何とかしていただきたかったな、と。


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