2004-06-19

2004/6/19 (土)

はるのあしおと

エロゲの紹介。いや、この作品自体はどうでもいいんだけど(酷)、この作品のムービーを新海誠氏が作っているというので見てみた。
相変わらずいい仕事してるねぇ…、さすがにレベルが高い。ファルコムの頃や、その後の「ほしのこえ」と比べて技術もだいぶ向上している様子がうかがえる…って当たり前か。いや、それ以降あまり新海氏の作品を見てないのでね。あぁ、あと歌も軽快な感じで結構良いかも。
そういえば、新海氏は以前もここの会社の作品のムービー作ってたんだっけ。エロゲ作ってる会社でも、ムービーを新海氏に委託するほどの体力はあるんだなぁ。エロゲって売れても数千本という話を聞いたことがあるので、数分とはいえムービーを外注するほどの余力はあまり無いのかも、と思ってたから、ちょっと意外だった。ファルコムは十分余力はあるだろうし、あの頃は新海氏もあまり広く知られていたわけじゃなかったから、別に意外でも何でも無かったんだけど。まぁ、相場とか全然知らないんだけどね。
そういえばエロゲって声使ってたりするし、以前どこかで、制作者の趣味から有名声優が名前を変えて(エロと無関係な場所で)出演していることもある、といった話も聞いたことがあるので(本当なのかどうかは知らない)、結構余力があったりするのかもしれない。

ところで、このminoriというメーカーのページ、非常に見づらいですな。ページの構成が分かりにくいことこの上ない。とりあえず、メインとなる文章を小さなインラインフレームで表示しないでくれ。そこに小さなフォントで文章を詰め込まないでくれ。読ませる気があるのなら。

あと色々見て気付いたけど、この「はるのあしおと」というゲーム、「HDD空き容量 4.5GB必須・5.5GB以上推奨」というのは、一体何の冗談なんだ…。今のエロゲではこれが普通なの?一体何がそんなに入ってるのかと…。やっぱり声?いや、最近はOggVorbis形式がよく使われていると聞くし、何ギガにもなるほどVorbisファイルがあるとは思えない。今確認したら、体験版だって50MB程度だ。うーむ…謎だ。あー、もしかしたら、ファイル共有ソフトに流されてもある程度抑止力となるように、わざと容量を大きくしてるのかもな。
余談だけど、下のところにある

CD-ROM版の発売は、作品を構成する素材量が膨大になったことにより(約5.5GB)パッケージ内に収めることが物理的に無理ということやインストールに手間を考慮した結果、中止しました。誠に申し訳ありません。

という注意書きを読んで、5インチフロッピー十枚組とか体験してきた人間なので、「なにを甘っちょろい事を言ってんだ」とか思ってしまった(笑)。

追記
補足

23:55

恋風 12話

最終話。耕四郎と七夏が夜の遊園地で一時を過ごす話。

先週の展開からどんな結末を迎えるのか!?などと、始まる前は非常にワクワクしつつ、途中で「心中」という言葉が出てきてからはハラハラしつつ視聴していたけど、最後は何とも平凡だったなぁ、という印象。…いや、心中展開なんか見たくはないけど。
でも逆に言えば無難にまとめてあって、作品としては結構良かったように思える。ちょっと中途半端な終わり方のようにも感じるけど、二人で念じたことで観覧車が動いたこと、二人の相合い傘を刻んだ桜が無くなってしまうことなど、未来を暗示させる描写があることで、あまり投げっぱなしといった印象は無い。実際その後どうなるんだろうね。意外とアッサリ冷めてしまったり…といった的外れな予想をしてみる。
ただ、ちょっと気になる点が少々。
まず、七夏と双葉との仲があまり良くないまま終わってしまったこと。耕四郎と七夏の関係が中心とはいえ、その周囲との人間関係がギクシャクしたままというのはあまり気持ちが良くなかった。千鳥が、耕四郎に対してあまりわだかまりを持っていなかったのだから、なおさらそう思ってしまう。
あと、何で最後二人はあんな今生の別れみたいな大仰な別れ方をしたんだろうなぁ、と。別に、今別れたところで、いつでも会えるんじゃないのか。いや、もちろん最終回として演出としては悪くないんだけど、ストーリー的な必然性に欠けている感じがして…。あー、もしかして何か聞き漏らしたんだろうか。まぁどっちにしろ、細かい話なのでどうでもいいです。

何だかんだで、この作品は最初から最後まで結構面白かった。耕四郎のダメっぷりにイライラさせられることが多かったし、最後の方は結構ドロドロした展開だったけど、それに毎回ハラハラさせられてしまって、そういったことがアニメではあまりお目にかかれないので新鮮に映ったから、そう思えたのかもしれないなぁ。ドラマだったら間違いなく見ないだろうけどね(笑)。

そういえば、最後の「千鳥がゆく」とか公式ページのはじけっぷりは、ちょっとやりすぎにも思えたけど、これで本編の鬱展開が多少なりとも中和されてたと考えると、それほど悪くは無かったかもなぁ。

22:28


Posted by:

Posted At:

Modified At:

Category:

Tag:

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください