2004-05-30

2004/5/30 (日)

ゲームのマルチチャンネル

2ch巡回中に、ちょっと面白い話題を見つけた。それは、ゲームの音声をマルチチャンネル出力する際の話。

問題の話は、「★Sound Blaster 統一スレ Part17★」スレッドの458より、

EAX APIは後々Dolby Pro Logic IIエンコードができるようになるっぽい。
先日Sensauraを買収したのは記憶に新しいと思うけど、SensauraはGameCODA
っていうSDKを開発してたんだよね。これがEAX対応になってGameCODA 2.0が
今月開発者向けにリリースされる予定。

仕様を見てみると、Pro Logic IIエンコードに関する記述がある。つまり、
3DポジショナルオーディオをドライバかAudigyチップ側かわからないけれど
Dolby Pro Logic IIでエンコードして、アナログ2chかS/PDIFでPro Logic II
デコード可能なアンプに繋げれば、カードとアンプ間は1本のケーブルで
済むようになるってことだね。PLII信号は普通のステレオ信号にマトリックス
エンコードされるわけだから。

ゲームキューブとかのPLIIもかなり臨場感あるし、良いんじゃないのかな。
ちなみにGameCODA 2.0はマルチプラットフォームで、PS2でもEAXを使える
ようになるらしい。

というレス。他のスレッドでも同じような記述をみかけたので、多分本当の話かと。

現在、ゲームをマルチチャンネル出力する方法は限られているので、この技術でDolby ProLogic II対応の汎用アンプとS/PDIF接続することでゲームの音声もマルチチャンネル出力できるようになるのかなぁ、と淡い期待を持ったのだけど、どうも釈然としない点がある。
色々調べてみると、このDolby ProLogic IIという技術、2チャンネル(ステレオ)音声を、5.1chで再生し、立体音場効果を作り出すデコード技術とのこと。だから、「Dolby ProLogic II」という圧縮形式があるというわけではないらしい。だから、エンコード技術というのが何を指しているのかがイマイチ分からないんだよね。
多分だけど、ゲームのマルチチャンネル音声を、Dolby ProLogic IIでデコードした際に綺麗なサラウンド出力ができるように最適化された、2chの音声へエンコードする技術ということだと思う。
うーむ、それって各チャンネルが独立して出力されているわけじゃないから、純粋なマルチチャンネルよりもサラウンド感で劣るんじゃなかろうか…。

そんなものはいいから、S/PDIFに代わる新しいオーディオインターフェース規格を作ってくれと言いたい。いいかげん、S/PDIFは限界だろうに。S/PDIFの制約があるおかげで利益を得る企業があるのは分かるんだけど…。

ちなみに、マルチチャンネル音声の話は、このへんが参考になるかも。あまり綺麗にまとまってないので、読みにくいけど。

追記
Dolby ProLogic IIに関しては、ここが分かりやすかった。なるほど、Dolby ProLogic IIという音声の形式があるわけじゃなくて、多チャンネルの音声をステレオの音声にマトリックスエンコードすることを、Dolby ProLogic IIへエンコードする、ということになるのか。でもその場合、Dolbyに対するライセンス料とかどうなるんだろう?このGameCODAという技術は、Sensauraが持っていた技術らしい。ということは、Dolby ProLogic II音声と互換性を持つマトリックスエンコード技術で、Dolbyのライセンスには引っかからない技術なのかもしれないなぁ。ただの予想だけど。

22:35

モンキーターン 21話

洞口スペシャルペラの圧倒的な力で勝ち続たり、青島から連絡をもらったりと絶好調の洞口と、その洞口に再び叩きのめされる波多野の話。

最初の青島と波多野のシーンはアニメのオリジナルだけど、今ひとつ必要性が感じられなかった。青島の気持ちを印象づけさせるために、波多野と絡めたかったということだと思うけど、蛇足感が否めない。ただ、その後の不自然に明るい洞口に対して、哀れみの気持ちを強めてしまったという点では、多少意味があったのかも(笑)。あと、家族が青島ファンという設定はいいかも(笑)。
レースシーンは端折りすぎだなぁ。どうも、あくまでも波多野と洞口の対決に焦点を当てて物語を進めていくつもりらしい。この作品は、脇役を色々描いてこそ味があると思うんだけどな…。まぁ、26話で、一つのまとまった話を描くにはしょうがないんだろうけど。
どうでもいいけど、和久井はわざわざゲートで警告されてまでペラを飛行機に持ち込むこたぁないじゃないか。

21:09


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