2004-03-23

2004/3/23 (火)

電子投票トラブル、集計漏れ6000票余に

米カリフォルニア州北部のナパ郡で18日(米国時間)、今月2日の大統領予備選挙で1万3000枚を超える不在者投票用紙により投じられた計46万8001票のうち、6692票が電子投票の投票機で読みとられなかったとのことを明らかにした、という記事。これは、様々な種類のインク、特にゲル状インクのペンで一般的に使われる染料ベースのインクを読みとるように調整しなかったことが原因ということだそうで。

こういう現状を見ていると、まだ電子投票システムによる選挙は時期尚早なのかなぁ、と感じてしまう。しかも、投票所で投票する方式の電子投票でこんな問題が起こっているのであれば、インターネットからの投票方式が一般化されるのはいつのことになるのやら…。あぁ、もしかしてアナログ的な面を考慮しない分、インターネット方式の方がすんなり普及したりして。
一応、インターネット方式の電子投票はアリゾナ州の大統領予備選における実現例はあるけど、今はどうなってるのかよく知らないです。どうやら今年の大統領選挙で用いられる州があるようですが。
ちなみに日本では、電子投票を三段階に分けて、第三段階のインターネット方式の投票を最終目標にした計画を立てている。第一段階が初めて実現されたのは、2002年に岡山で行われた選挙(参考)。

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