光希桃 Anime Stationさんの所に、アニメ感想率調査のデータから集計した終了番組評価調査歴代ランキングが掲載されています。
これを見て面白かったのは、結構上位と思っていた作品が総合で見ると割と下位だったり、意外な物が上位に顔を覗かせていたり。
具体的には、「舞-HiME」「舞-乙HiME」といったそこそこ話題になっていた作品が62位、60位とあんまり振るっていない点(それに挟まれている「Gungrave」も、もう少し上位だと思ってた)、「魔法少女リリカルなのは」(30位)より今ひとつ受けが良くなかったように思えた「魔法少女リリカルなのはA’s」がより上位の15位な点、「ぷちぷり*ユーシィ」がやたら高評価な点、などなど。
まぁこの辺の順位は、時間の経過による参加者の推移や価値観の変化、同時期放送されていた作品に対する相対的順位といった面もあるから、一概に絶対的な物とは言えないのだけど、ある程度まとまった数の参加者による集計結果なので、それなりに意味のある順位付けかな、とも思う。
でも個人的に「ぷちぷり*ユーシィ」は実際名作だと思います。「SAMURAI7」みたいに地上波で放送した上でDVDを売り込むようにすれば、結構良い売り上げに繋がると思ってる。かなり本気で。できれば、感想率調査やってる最中に地上波放送してほしかったなぁ。そうすれば、まとまった数による数値的な評価が見られたのに。残念。
このランキングの上位にある作品を眺めると、自分も面白いと感じた作品が多数名を連ねている。やっぱり面白い作品というのは、多くの人にとって面白さを感じさせる物なのだな、と。その中でも、4点台の壁を越えた作品群は凄い。個人的には「プラネテス」が頂点(このランキングでは5位)だけど、それも4点台の壁を突破してくれて嬉しいです。
逆に下の方を眺めると…何と言うか、あーあ、って感じの作品がゴロゴロと(笑)。視聴数は3桁なのに、下から4番目の331位につけてる「JINKI:EXTEND」は、誰もが認める最強の地雷アニメという事になるのかなぁ(笑)。その下の「萌えよ剣」もなかなかの物だ。
こうして作品のリストを見ると、色んな作品をあれこれ思い出せて楽しいです。
ここ数年間の面白かった作品、つまらなかった作品といった物がハッキリと評価になって表れているので、良い作品はどんな所が良くてどう受けたのか、逆に悪い作品はどこが悪かったか、といった事を考える上でも大変参考になる。
逆に考えると、作品を作る側の指標にもなると思うのだけど、制作側の人はこれを見てどう思うんだろうか。個人的には、制作側がこのランキングを見て、上位にある受けの良い作品を研究した上で、制作する作品にフィードバックしてもらいたいな、と思うのだけど。やはり上位に来る作品には、それ相応の理由があると思うし。
まぁそんなこんなで、光希桃さん、ご苦労様です。
あと、以下の集計も。
アニメーション制作会社ランキング
アニメ感想率調査[サイト参加歴]
追記
なみに、自分が殿堂入りに放り込んだ作品を並べると
カレイドスター (第3回)
プラネテス (第4回)
Rozen Maiden (第5.5回)
モンキーターンV (第5.5回)
巌窟王 (第6回)
バジリスク~甲賀忍法帖~ (第7回)
よみがえる空―RESCUE WINGS― (第8回)
…だけかな?今思えば、「カレイドスター 新たなる翼」と「蟲師」は殿堂入りに入れれば良かったかな、と思ってる。
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