P2Pメディアプレイヤー

パソコン不要でP2Pを利用できるメディアプレーヤー
BitTorrentとかKazaaとかeDonkeyを内蔵したメディアプレイヤー「LamaBox」

オランダのイッツ・ロジック(IT’s Logic)社が、P2Pネットワークに接続して楽曲を再生するメディアプレーヤー『ラマボックス(LamaBox)』を発売した、という記事。

以前から存在だけは知っていたけど、とうとう発売したのか。これはつまり、P2PソフトとメディアプレイヤーとGUIインターフェースがインストールされたLinuxマシンという事か。聞きたい楽曲を検索して、選択するだけで勝手にダウンロード&再生…という使い方でいいのかな。
しかし、オランダでは「個人利用のためのダウンロードは違法のソースからの場合も含め合法」という判決が出ているそうだけど、いくら何でもこれは無茶苦茶だろう(笑)。

でも、個人的には面白い製品だとは思うんだよね。自らが全く楽曲を持っていなくても、検索してその場で提供されてしまう。P2Pソフトウェアを専用ハードウェアに置き換えただけなんだけど、これによって常にP2Pネットワークに参加出来る状態になる。
これが違法ファイルじゃなくて、合法なファイルで、プロトコルをそのハードウェア専用のプロトコルに置き換えてやれば、そのP2Pネットワーク内だけで流通するコンテンツを置く事ができる。iPodの、主にハードウェアを売る事で利益を得るビジネスモデルみたいに、P2Pネットワーク内に流通する無料コンテンツで客を呼んでハードウェアによって利益を得るというビジネスモデルが出来上がる。かもしれない。コンテンツを他のメディアで再生できないので、利便性という面では不便だけど、今現在のPSとかXBOX等のゲーム機のような物と考えればいいんじゃないかな。アレはソフトウェアで利益を得るビジネスモデルだけど。
もっとも自分が思いつくぐらいだし、そんなのはあちこちで研究されてる事だと思うんだけどね…。

ところで、解析が(事実上)不可能なプロトコルって出来るのかな。公開鍵暗号を使えばできるのかな。昔色々勉強したんだけど、忘れてしまった。


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