マイクロソフト、ウイルス駆除ツールで20万以上の「Antinny」を駆除
P2Pファイル共有ソフトWinnyから感染するAntinnyウィルス。様々な亜種があり、主にデスクトップ画像などをWinnyに流したり、特定のサイトを攻撃したりといった活動をする。Microsoftの「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」によるこのAntinnyウィルスの駆除数が、1ヶ月間で20万件に達したそうな。この1カ月間の駆除数は歴代第2位で、そのPCの99%は日本語環境とのこと。
何と言うか…何て言ったらいいんだろう(笑)。ほぼ日本だけで利用されているWinnyというソフトウェアからしか感染しないウィルスなのに、11万台のPCが感染して駆除数が全部で20万件って。しかも、推定で17万台のPCが感染してるということで、潜在的な数はさらに多いって。これ見てると、何か日本が非常に病んでる気がしてきた(笑)。
それに、Windows Updateを行っていないPCがまだかなりの割合で存在しているという意味でも、ちょっと恐ろしい結果だと思わずにはいられない。そりゃ、原発やら数々の施設から情報が漏れるわな。
ところで、この「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」って何の事か知らなかったのだけど、いつの間にかWindows Updateに組み込まれていたソフトの一つなのか。2005年1月頃から配布してたそうで。全然気付いてなかった。
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