ダイヤモンド夫人を倒す話。
前回やたらと強そうな雰囲気を醸し出していたダイヤモンド夫人が、やたらとあっさりと倒されてしまった…。水天宮寵児をユーフォリアとして印象づけるための引き立て役でしかないのか。
今回凄く気になった点があったんだけど、雑賀がダイヤモンド夫人を倒そうとして、後ろの空間が爆砕してしまうシーン。ダイヤモンド夫人が透明だから上手くピントが合わないとかそういう事だと思ったんだけど、そうなると以前全身グネグネのユーフォリア倒したとき、ガラスに反射したユーフォリアを写殺していたのはどういう理屈なんだろうなぁ、と。その話を見たとき、雑賀がある程度自由にピントの位置を調節できて、爆砕する空間を任意で変更できる、という解釈をしてたんだけど、今回の話を見るとそういうわけでもない様子。鏡面・ガラス面は効果の対象にならないとか、そんな感じなんだろうか?もう少し理論的な理由付け希望。個人的には、なーんか演出優先でごまかされた感じが否めない。
あと気になった点としては、雑賀とダイヤモンド夫人の対決のあと、雑賀達が去った後にのこのこと水天宮が現れた場面。お前らの力なら、雑賀が到着した時点で屋敷を取り囲むぐらいの手回しはすぐできるだろう、と思いっきり突っ込みを入れたいところだった。肝心なところで、何か重要なところが抜けているというか…。
あともう一つ。ダイヤモンド夫人が「ダイヤモンドが世界一硬い」とか言って、ダイヤモンドの硬さを印象づけているのに、雑賀にあっさり爆破されてる点。そこは突っ込んだら負け…なのか?いやまぁ、雑賀や寵児の能力の強さを印象づけるための演出なのかも知れないけど、それにしては中途半端すぎ。逆に、ダイヤモンドがガラスと同等の強度しかないように見える。
とにかくこの作品、脇が甘々。もう少し丁寧に脚本を煮詰めれば、納得のいくストーリー展開になりそうに思えるんだけどな…。
あと、世界観とか設定とかキャラクターのアクの強さは印象深いと思うんだけど、全体を見ると今のところはただの超能力バトルアニメなんだよねぇ。せっかく元戦場カメラマンとか、面白そうな設定があるんだから、その辺をもう少し活かした作品作りができないものか。
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