前回(Melog: Archives > Archive – アメリカ旅行記 その5)から約2ヶ月以上ぶりに、アメリカ旅行記の続きを書く(笑)。現在出張中なので、他にやる事がない。いつか全部描きたいなー、と思っていたので丁度いい機会だ。
8月15日
この日の朝っぱらか行ったのは、ニューヨーク連邦準備銀行(左側の建物)。「ダイ・ハード3」で舞台になったあの銀行。毎日無料の見学ツアーが開催されており、事前予約をすると参加できる。中では世界中のお金や、本物の金塊などを見る事ができる。どれだけ厳重にお金が管理されているかを映像付きで解説されたりもする。
中の構造や雰囲気は、ルパンⅢ世がベルトコンベアで金塊を運び出していそうな、まさにあんな感じ(笑)。
お土産に、破棄するためにシュレッダーで裁断されたお札(本物)をもらった。ツアーのガイドの人の喋る英語は多少聞き取りやすかったけど、それでも自分の英語力ではハードルが高い…やっぱり英語勉強しないと。思っていたよりも結構面白かったです。
銀行から少し歩くと、フェデラル・ホール・ナショナルメモリアル。これは外から見ただけ。建物の前に立っている象はジョージ・ワシントン。その横で像と同じポーズを取っているのは私。
その向かいにあるのは、ニューヨーク証券取引所。これも外から見ただけ。この辺は建物の様式がビル街の中でも異彩を放っている感じ。
前日にテロ予告(結局何も無し)があったらしく、周辺はかなり物々しい警備だった。ゴツいショットガンを持った警官が普通にブラブラ歩いている様子は、さすがに米国といった感じ。ちょっと怖かったです。
ニューヨーク最古の教会のトリニティ教会。ちなみに、ボストンでボストン図書館の前にあった教会もトリニティ教会。同じ名前の教会はいくつもあるらしい。トリニティ(trinity)は三位一体の意味で、神(御父)、キリスト(御子)、聖霊を一体の神として見るとか、神は唯一だけど三つのペルソナ(位格)を持つとか、そういう教えの事だそうで。宗教にあまり関心のない自分としては、「ストーリーに無理矢理整合性を持たせるために作った後付け設定でじゃないの?」ってな不埒な事を考えてしまうけど気にしない。ただし、神を信じなくても教会の中の荘厳な雰囲気に圧倒されてしまうことは確か。これは信仰心云々とはあまり関係なく、場の雰囲気がそうさせる。
しかし、ここで事件発生。カメラ(Casio EX-Z500)が壊れた。義姉が教会の外にある墓場の石畳に落としてしまったため。電気屋に持ち込んでも、日本製だから修理は無理とか言われたので、ここからは諦めて現地調達の使い捨てカメラに切り替える。以下は、帰国後に兄に写真を現像してもらって、メールで送ってもらったもの。
グラウンド・ゼロこと、アメリカ同時多発テロ事件で倒壊したニューヨーク世界貿易センタービル跡地の辺り。 何かまた新たな建物を建設中だそうで。
米国といえば、自由の女神。個人的には「バイバイリバティー危機一髪」でルパンに盗まれた自由の女神が一番印象的。
自由の女神までは、ニューヨークの沿岸部から船でリバティ島に向かう。米国で一番見たかったのがこれなので、自分としては割と満足。下でポーズ取ってる馬鹿は私です…。右手に持っているのは売店で買ったコーラのカップ。左手に持っているのはニューヨークのガイドブック。馬鹿ですいません。本当にすいません。
自由の女神へ向かうボートは、リバティ島を離れた後に直接港まで戻らず、一度エリス島という島に立ち寄る。ここには、旧移民局がある。かつて米国へ移住してきた人はここで移民審査を受けていたそうだけど、今は博物館となっている。
中には、かつての移民の様子や所持していた物品等が展示されている。いわゆる歴史資料の展示が主。また、建物の中にはでかいホールがあり、恐らくここで手続きの順番待ちをしていたんだろうなー。
まぁ、そんなに面白い場所ではなかったけど、米国の歴史を垣間見ることはできた。
フラットアイアンビル。面白い建物であるとは思うけど、変わった形の建物であるという以上の印象は無いな…。地震のある日本じゃ絶対に建てられないね、これ。
確かタイ料理屋で食べた昼飯…だったと思う。自分が食べたのはチゲ雑炊だか何だか、確かそんな料理。米国は移民の国だけあって、本当にいろんな国の料理屋がある。米国を代表する食べ物を問われてもあまり多くを挙げる事はできないけど、逆に言えばそれだけ多彩な文化が溢れているという事なんだろうな、と感じた。
エンパイアステートビルに行ったはいいものの、上に上がるためには30分待ちとか言われたので大人しく引き下がった。これは、エンパイアステートビルの1階にあった模型(笑)。何とかの夜景とやらを一度拝んでみたかったけど、まぁ別にいいや。
あまり関係ないけど、エンパイアステートビルのすぐ脇(本当にすぐ隣)にマニア向けのグッズを扱った店があり、日本の漫画の英訳本も置いてあった。とりあえず目についた「パトレイバー」の1巻を買ってみた。しかしこれ、漫画1冊で12ドルとか高すぎだ。値段を言ったら兄と義姉に馬鹿にされた(笑)。
ちなみに内容は、米国仕様に合わせて左右のコマが逆転した物だった。読んでみると何だか違和感があるなぁ(笑)。これはこれで面白い資料なので、あまり後悔はしていない。
あと、何故か「ガン×ソード」のフィギュアとか置いてあった(笑)。「ガン×ソード」って米国だと結構人気だったりするのだろうか。自分は大好きだけど。
感想
そんなこんなで、ニューヨークの名所をいくつか回った日。自由の女神の実物が見られたのは良かった。
カメラが壊れたのは結構痛手だったけど、米国ではそれこそトータルで足が出るぐらいにさんざん世話になった手前、文句は言えないなぁ。後から修理費をもらったけど、結局修理もしてないし、新しいカメラも買ってない。現状デジカメ無しの状態なので、必要なときは携帯電話のカメラで代用しているけど、さすがにそろそろ欲しくなってきた…。
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