最近、アニメを見ているとアニメのゲーム化CMを結構見るようになった気がする。
もちろん以前からゲーム化というのは多数あった。「エウレカセブン」「ZEGAPAIN」のように最初からゲーム化を視野に大規模メディアミックス展開を図るようなもの、ジャンプなどの人気作品のゲーム化といった物。
ただ最近は、「ゼロの使い魔」とか「くじびきアンバランス」とか、大人気かと言われると微妙な感じのするアニメ作品などまでゲーム化されていて、収益に関してゲーム作品への比重が高まっている傾向があるように感じる。最近では、今さらながら「ああっ女神さまっ」のゲームが発売されるとか。あと、PC作品をコンシューマに移植するに当たりその宣伝を兼ねる場合、例えば自分がつい最近買った「うたわれるもの」とか、「はぴねす」「夜明け前より瑠璃色な」などといった場合もある。「乙女はお姉さまに恋してる」…はどうなんだろ。PS2版は1年前発売だから、ちょっと違うかもしれない。
また、「ラブゲッCHU」「マージナルプリンス」といった携帯ゲームからのアニメ化というパターンも最近では見られるようになってきた。
その辺の理由は多分、DVDが売れなくなった事が大きいのだろうな、と。
ITmedia News:アニメDVD熱い商戦 供給過多にあの手この手
DVDが売れなくなったから、商売がゲーム市場の方へシフトしているのかもしれない。コンシューマゲームであれば動画ほど容易にコピーやネット流通が行われることもない、という狙いもあるのだろう。しかし明らかに売れそうにない作品をゲーム化したところで、ゲーム市場でどれほどの利益が見込めるのかは謎。
テレビアニメは、以前よりも広告としての役割が大きくなってきているのかもしれない。
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