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HDMIの仕様表記ガイドライン

ITmedia +D LifeStyle:「HDMI 1.3対応」はダメ――HDMI licensingがガイドライン発表
HDMIの仕様表記ガイドラインが決定 - ケーブルはStandard/High Speedの2種類を規定 AV&ホームシアターNews
広色域対応HDMI機器は「HDMI 1.3(x.v.Color)」に

デジタルの映像信号と音声信号を同時に流すことのできるHDMI規格。近年のデジタル放送等による映像のHD化によって、最近では完全に主流となりつつある。しかしHDMIと一口に言っても、いくつかのバージョンが存在するし、それらに機器が対応していない事もある(とはいえ、下位互換は確保されているので、映像出力に支障をきたすことは無いはず)。
そこで、表記統一のガイドラインという物が策定されたという話。

HDMI Licensing, LLCは、HDMI商標とロゴ使用に関するガイドラインを発表。これによりHDMI対応製品のメーカー各社は、同ガイドラインに沿ったかたちでHDMIに関する機能の表示を行っていくこととなる。

新たに策定されたガイドラインでは、「HDMI」や「x.v.Color」などのロゴ使用の詳細な規定が設けられたほか、バージョン表記に関する新たなルールを規定。製品の機能・性能の表記で「HDMI 1.3対応」や「HDMI 1.3互換」など、バージョンに言及した文言を使用する場合、「Deep Color」や「x.v.Color」といった具体的な機能の種類を明記することが義務づけられた。なお、HDMIに対応していることを各メーカーが表記する必要はない。

Deep Color対応は8ビットより多くの色を扱える事(最近では10ビットカラーなんて物があるようで)を示す表記。x.v.Colorは、x.v.Colorという色空間が扱える事を示す表記。…とはいえ、自分もこの辺を良く理解できているわけではないのだけど。x.v.Colorは内部における色の表現方法(データの取り扱い方)と、それによって表現できる色についての取り決めで、Deep Colorは最終的に出力する事のできる色の多さ…という認識なんだけど、それで多分合ってると思う。
なお、HDMIでこれらがサポートされたのは、2006年6月にリリースされたバージョン1.3からなので、1.2aまでしか対応していない物はこのガイドラインとは関係ない…はず。

まぁ正直なところ、この辺の表現レベルになってくると素人目には静止画で見てもそれほど大差は無いし、動画出力を行うことをメインとしたテレビであれば、なおさら必要になるとも思えない。
最近、液晶テレビで「倍速駆動」を謳った製品が発売されて、電気屋で店頭デモが流れているけど、あれぐらいハッキリとアドバンテージがが判別できるぐらいでないと…と思ってしまう。

しかしこれ、オーディオに関する既定は全く定められていないというのが気になる。まぁオーディオに関しては、HDMI自体には「どの音声信号を流すことができるか」は決まっているけど、結局のところ「出力先に該当コーデックのデコーダが搭載されているか否か」が重要なので、これはしょうがないのかも。全部やってたら「TrueHD」「DTS-HD」対応だけでなく、「Dolby Digital」「DTS」「7.1CH リニア PCM」といった物まで表記しなくてはいけなくなってしまう。
元々、音声については規格が多すぎるんだよ。流せる信号は、マルチチャンネルのリニアPCMだけでいいよ、もう…。

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