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アニメ最終回あれこれ 2007年9月 その5

大江戸ロケット

20071018_ooedo.jpg面白かった。
月まで昇る花火を作るなんて突拍子もない設定で、ギャグやネタを散りばめた笑いを取る内容でありながらも、清吉や銀治郎、赤井などキャラクターの姿勢や生き様がしっかりと描かれている。宇宙へソラを返す事を誓いながらも、失敗に次ぐ失敗を繰り返し、その後に自分が望まない形でその技術が使われる事を知った清吉の苦悩とか、物語の展開が見ていて非常に興味深い。
主軸となるストーリーが2転3転していく中でも、きちんと「花火」を中心として清吉やソラ達の生き様をぶれずにしっかり描いていたし、キャラクターの立場・人間関係などの変化も良く描けていたと感じるので、全体を通して見ると結構良くできていたんじゃないかな、と思う。

あとこの作品、随所にパロディや楽屋ネタが仕込まれていたけれど、個人的にはこの作風でこれは結構アリかな、と思った。この作品の元々が舞台演目であって、舞台が江戸時代ということ作られたイメージのせいかもしれないけど、ネタの見せ方が観客を惹きつける粋な小芝居のように見えてしまったというか何というか。
例えば、24話でソラが鉄十を獣ではなく本人と断定するときに「いまいちアフレコ慣れしていない」 という小ネタを入れてきたシーンがある。ちょっと呆れそうになるところだけど、視聴者は鉄十が本人である事が分かっているのだから、流れとしては鉄十が本人であると登場キャラクターが納得できるという結果があれば良く、そんな所で問答を見せてもしょうがない。そこに楽屋ネタを仕込んで笑いを誘う事が「粋な遊び心」という感じがした。
まぁ元々の設定からして、江戸時代に宇宙まで届く花火を作るなんて無茶なものであるわけだし、全体の作りがそういった遊び心が散りばめられていたから、そういったネタが自然に受け入れられた、という理由が大きいのだけど。
そんなわけで、あの最終回のオチはそんな遊びの一つとして全然許容できた。むしろこの作品には似つかわしいオチじゃないかなー、と。

そんなこんなで、この作品は地味ながらも結構良くできた作品だったと思う。まぁ恐らく知名度的にはパッとしない作品であるとは思うけど、こんな感じの作品はなかなか貴重な存在じゃなかろうか。
余談だけど、PUFFYのアニメ主題歌は「働きマン」に続き割とテーマソングっぽく仕上げてくれるので、結構好きだったりする。

ながされて藍蘭島

20071018_airantou.jpg最初見た時はどこぞのエロアニメかと思ってたんだけど、何かゆるい展開ばかりで思ってた作品とちょっと違うな…と。女の子だけの島に男が流れ着くという
、それなんてエロゲ的設定なのに、島の主がどうのとかヌルい話ばかり流されてもなぁ…という感じもする。露骨なエロが好ましいとは思わないけど、別にそんなヨタ話みたいなエピソードが見たいわけでも…。
絵が綺麗だなぁとは思ったけど、内容はそんなに面白くなかったです。

機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ

20071018_gigantic.jpgロボアニメというか…覗きアニメ?内容の大半がサブキャラを監視しているロボアニメなんて初めて見た。キャラクターを描くのに、都合の良いシステムを持ち出して相手のバックグラウンドを見せるという発想は、愚直というか何というか…。
あと、せっかく色んなメカデザインを呼んで色んなロボを出すなんてコンセプトを打ち出してきたのに、その辺りが作品の売りとして活かされているようには思えなかったなぁ…もったいない。

桃華月憚

最終話から巻戻って1話になるという変な構成だけど、真面目に見ていなかったせいもあって、やっぱり良く分かりませんでした(笑)。自分としては、奇をてらっただけ、という印象しか無いです。そんな構成なものだから登場キャラクターが把握しにくくて、恐らくギャグ話と思われる合間の突飛な演出のエピソード等がさっぱり面白いと思わなかったな…。やはりああいうのはキャラクターを知っているからこそ楽しめるものだろうなーと。
まぁそんなことよりも、最終話(1話?)を録画し損なったのがちょっと痛い。せっかく最終話がどんなどんな感じになるのかを見ておこうと思ったのに…。

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