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アニメ最終回あれこれ 2007年9月 その3

風のスティグマ

風のスティグマいかにもライトノベル的な内容だな、という印象。WOWOW深夜の角川枠辺りにあるとしっくり来るような。
序盤辺りはいかにも現代ファンタジーっぽい設定を垂れ流しているばかりだったので、正直それほど面白くはなかった。ただ、中盤辺りの、神凪宗主が綾乃と和麻の関係にテコ入れを始めた辺りからちょっと面白くなってきた…ような気がする。ギャグエピソードによってキャラクター同士の人間関係が明確にされたことで、設定とストーリーの方向性が見えてきたことが要因ではないかと思う。多分。
ただ、やっぱり全体的にライトノベル的…というとちょっと偏見かもしれないけど、多くの作品で見受けられるような安っぽいファンタジーみたいな設定が今ひとつ面白味と魅力に欠けてしまった点は残念。
あとどうでもいいのだけど、最終回の無駄なパンチラカットは一体何なんだろう。ここまで必然性の薄いサービスシーンも珍しい。

CODE-E

コードギアスとは何の関係も無い作品(当たり前)。
…内容としては大変微妙だと思います。

まず、ストーリーが全く完結していないのはどうなんだ。2期やる気なのかなぁ。とりあえず、その点は作品として問題外の部分なので、その点は差し引いて考える。
最初に期待した電磁波女子高生という設定を活かしたドタバタラブコメ…というほどはじけた感じではない点は、少々期待外れだった。
基本的な方向としては、主人公の悩みと、それに関心を抱く男が徐々に惹かれ合っていくというラブストーリーという事だと思うのだけど、その流れのアクセントとなるべき「電磁波体質」について具体的な部分が結局分からず仕舞いで二人が出会う「きっかけ」で終わってしまっていたため、何の変哲もないラブストーリーという印象になってしまう。
また同時に、金髪姉弟や黒髪といったキャラクターの扱いがえらく中途半端になってしまったことで、作品としての中途半端さが強調されてしまうという結果に。

そんなわけで、自分としてはあんまり楽しめない作品でした。
「ビリビリガールズ」みたいなキャラクターソング展開は、内容の盛り上がりの無さとの対比で、何となく痛ましく見えてしまった。

ゼロの使い魔 ~双月の騎士~

ゼロの使い魔 ~双月の騎士~うーん…、1期に比べてルイズのキャラクター描写が露骨に媚びた感じになっている点、その割にはストーリーが重苦しくキャラクターやEDと噛み合っていない点、そのストーリー展開がたまにやたら適当になる点、等々1期に比べてかなり見劣りする点が数多く散見される。
ルイズのツンデレと重厚なストーリーを売りにしようとして結局どっちつかずに収まっている感じ。特に、ED曲を発注した人と作品の構成を担当した人の間で話が噛み合っていないんじゃないかと思えるようなEDの空気読めてない感じには辟易。
ストーリーはストーリーで、学園を襲撃してきた相手が偶然アニエスの目的の人物だったとか、必然ではなくご都合で動いているような展開が気になった。最終回の、サイトとルイズの掛け合いを描きたいがために強引に端折られたような展開とかもね。
あと戦争と死というテーマを扱っている割に、戦争で死ぬ当事者というよりも外野が「人が死ぬ」事を口で説明しているばかり。戦争を重いテーマとして描いているというより、「戦争は重いテーマである」ことを前提として、その描写を軽んじているように感じられて、何だか薄っぺらい印象を受けた。

そんなわけで、1期はそこそこ楽しめたけど2期はイマイチ。
そういえば、水の精霊の指輪はどうなった?

もえたん

もえたん原作は既読。最初に買ったのいつだったかな…と思って検索してみたら、2003年11月25日だった。確か地方の本屋の英語参考書の棚に普通に平積みされていた記憶がある。当時、参考書としては異例の売れ行き(発売2ヶ月で10万部とか)を記録したという記事を見た時、「今後、こういったネタ本的な参考書が増えるだろうな」と思った。実際あれから色々出版されていたような。

内容としては、シリアス要素の一切無い馬鹿なストーリー、パロディ満載のネタ、原作に準拠したアホ英文の数々と、露骨なエロ要素、等々ネタアニメとしては全く申し分ない。どうせあざとく作るなら、これぐらいやってくれた方がこちらとしても何となく安心できる。ギャグの中に重苦しい話とかいらんいらん。半端は駄目だ。アリスがアイドルという設定は全く意味が無いとか、そういう突っ込みをする気にさせないぐらい下らない内容である事は、ある意味正しい姿勢だと思う、多分。監督が「ハヤテのごとく!」と同じ人ということで、ノリもあれに近い感じ…かな。アイキャッチのセンスとか。

個人的にちょっと感心したのは、原作のアホな英文をきちんと毎回作中で出していた事、途中で変身能力を失ってしまったいんくが近い姿にコスプレする事、等々きちんと原作要素を汲み上げている点。原作要素がきちんと活かされている点はなかなか良かったと思った。…まぁ、あーくんの性格は大分違っているけれど。

まぁそんな感じで、肩の力を抜いて見られる作品としてはこの作品は割と良かったと思います。結構楽しめました。

あと、OP/EDが割と好きだった。特にEDのネタっぷりが。
スキップ刻みユラユラとー 流れるようにトルネードー♪
ステップ踏んでフラフラとー 瞬くようにプラズマビームー♪

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