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ITmedia News:Opera 9、ウィジェットやBitTorrentを搭載して登場
IE、Firefoxに続く第3のブラウザとしての呼び声も(多分)高い、「Opera」の最新バージョンとなる9.0がリリースされました。
今回の目立った特徴は、BitTorrentの搭載、Acid2 testに合格したCSS2.1の準拠。その他色々更新されたっぽいけど、普段使ってないから分からないなぁ。あと、以前は挙動が何か変だったSVGの実装が改善された模様。
さて、今回遂に標準搭載されたBitTorrent。どんなものかと思い、Fedora Coreを試しにダウンロードしてみた。しかしそこは使用プロバイダがniftyだけに、速度が60~70kBpsぐらいしか出ませんでした。アップロードはもう少しあるけど、それでも100kBps程度しか出てないようだ。本来の実力が発揮されれば、自分の回線を他者のダウンロードに割り当てられるようになり(もちろんその逆も)、スムーズなファイルのダウンロードが行われるようになるはずなんだけど、今の状態でそれは望めないようで…。もうnifty嫌だー。
ところで、ダウンロード開始時のファイルチェックが異様に遅いのは仕様ですか。3.1GBのファイルチェックするのに、10分ぐらいかかってるですが。BitCometではそんな時間かからなかったのに。しかも、ダウンロード再開するときも同じ処理をするのは何かの嫌がらせですか。あと、ダウンロード中、妙にCPUを食うことがあったり、ダウンロード中断時に数秒、CPU使用率が100%になる点も気になる。BitTorrentが標準で搭載されたのは良いけど、実装がかなり微妙な感じがする。
あと、Acid2 Testを試しに行ってみたところ、見事に見本と同じスマイリーが出現。よって、W3C勧告やCSS2.1に完全準拠であることが分かりました。(参考:Acid2 – Wikipedia、Acid2 – えむもじら)。早くIEもこの領域にたどり着いてくれ。
最近、Operaはモバイル機器等への搭載が進んでおり、任天堂のゲーム機「Nintendo DS」や「Wii」に搭載されたりしているようで。あと、携帯電話にも搭載されていたりする。PCブラウザ市場ではなく、IEにもFirefoxも入り込んでいなかった市場での活躍が目覚ましい。
個人的に、PCブラウザ市場で振るわないOpearが今後どうなるのか心配してた時期もあったけど、きちんと別の市場を開拓したようで、何となく安心した。
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