アニメ最終回あれこれ 2006年3月 その4

SoltyRei

20060419_solty.jpgいやー、最終回が3話連続とは思わなかった。3話連続は、昔フジテレビで見た「Kanon」以来かな?当時は、3話連続もアニメが見られてラッキー、とか呑気な事を考えていたもんだけど、今見るとちょっと疲れるな…。でも、全話放送してくれるだけでも有り難い事です(笑)。
全体的な感想としては、伏線の張り方があんまり上手くなかったなー、と。地下都市の話とか、「伏線」のために1話丸々どうでもいい話で消化したり、ソルティの正体とか宇宙船とかの要素を感じさせる伏線があまり無く、終盤で唐突に風呂敷を広げたような印象になってしまって内容についていけなくなったり。ただし、自分はあんまり真面目に見てなかったし、ただ単に伏線を忘れてたりするだけかも。
それから、もう少しロイを活躍させてほしかった…。これじゃあただの情けない主人公だ。
あと、最終回で、ロイが空を見上げる場面があった後、わざわざ宇宙までソルティを迎えに行く場面が挿入されたのはちょっとくどいと感じたなぁ。欲張らずに、ソルティが帰ってこないまま終わるか、迎えに行って終わるか、どっちかにした方が良かったような。
悪かった点ばかりを挙げてるけど、全体的にはそこそこ楽しめたかな。個人的には、ソルティの「パパだーいすき♥」みたいな、ロイが狼狽える場面がもっと見たかった(笑)。

ケロロ軍曹

20060419_keroro.jpg別にまだ終わってないんだけど、一応2年目の区切りとして。
1話完結の作品だから特に内容について書く事も無いんだけど、全体的な漠然とした印象を挙げると、映画化もされて、何だかすっかり万人向けキャラクターとしての地位も確立した感があるなぁ、と。長期的に継続する事を前提に作られているため、内容的に爆発的な勢いは出ないけど、そこそこ安定した面白さがあると思う。ただ、律儀にオタ向けのネタを仕込んでいる辺りは、スタッフも頑張ってるなぁ、と思うけどね。2年目の最後で、ドロロ(CV:草尾毅)がゾルル(CV:矢尾一樹)に向かって「…ダササ君だっけ?」などと言う辺りは、かなり笑ってしまった。草尾毅さん演じるキャラクターと矢尾一樹さんが演じるキャラクターがライバルという設定になっている時点で、何かやってくれるのではと思ってたけど、本当にやってくれて嬉しかった(笑)。
とりあえず、これからも頑張っていただきたい。

交響詩篇エウレカセブン

んー、結局何を描きたかったのかよく分かりませんでした。板野サーカスをしつこいぐらい描きたい事だけは分かった。とりあえず、内容の感想はパス。自分がさっぱり理解してないから。
ヒロインをおおよそ「可愛い」などと形容できないようなとんでもない姿にしたり、主役のロボット(ニルバーシュ)をあんまり前面に出さなかったり、周囲のキャラクターの掘り下げが全然足りなかったり、メディアミックス作品、エンタテイメント作品としては完全に失格だと思う。そりゃ視聴率が1%付近をウロウロするさ。
ガンダムSEED( DESTINY)、鋼の錬金術師の成功(この3作品に関しては、大成功と言っても差し支えない)に調子に乗った事が仇になったのか。今放送してる「Blood+」も売り上げ的にはさっぱり振るわないわけで、今後MBS/TBSアニメはどうなるんだろう、と心配になってしまう。まぁ、別に無くなってもいいけどね。「鋼の錬金術師」は結構好きだったんだけど。

しにがみのバラッド

えーっと…、すいません、話の内容があんまり面白くなかったです。後に余韻が残らないというか、見てても感じ入る物がなぁ、と。文章で見たら、もう少し色々思うところもあるのかもしれないけど、正直退屈なアニメだった。


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