時間が取れなくてちっとも書いてないけど、一応まだ続ける気はある。そんなわけで、アニメ感想を少し。
だぁ!だぁ!だぁ!
今のところ、1日分(つまり2話分)見逃しただけでずっと見続けてるけど、何かだんだんこの作品を見るのが楽しみになってきた。何かこう、キャラクターの位置付けがだんだんハッキリしてきた感じで、結構面白く感じられるようになったのかも。特にワンニャーがいいなぁ…と。さすがは有能シスターペットだ(笑)。ただ、何て言うのか知らないけど、たまに出てくるあのアクセントのキャラクター(キューピットみたいなの)の出現頻度が高まってるのが気になるなぁ。正直、あれはちょっといらないと思う。
ところで、この前の父親が帰ってきた時に、ワンニャーとルゥの正体がばれた話が何かしらのターニングポイントかと思ったら、普通に1話で完結してしまって意外。作中ではあんまり重要な要素じゃないのだろうか。
あと全っ然関係ない話。この前のクリスマス話(話数は把握してない)の1場面で、花小町がスライムみたいな形状になることで、へこんでる事を表現したシーンがあった。これを見て、ずっと昔、雑誌「ドラゴンマガジン」創刊号から数年に渡って連載された見田竜介作「ドラゴンハーフ」という漫画の、スライムハーフのビーナというピンク色の髪をしたキャラクターを思い出した。いや、ホントにどうでも言い話ですいません…。ちなみに、「黒髪のキャプチュード」は今でも結構好きだ。
銀盤カレイドスコープ 12話 「シンデレラ」
最終話。
結局最後まで見てしまったけど…、感想としては、色々と制作側のゴタゴタに巻き込まれた不憫な作品だなぁ…と。作者の人はどう思ってるんだろう。
まず、作画や演出が全体に渡って低調だったのは印象が良くなかった。たまに崩れる程度なら、まぁ人間が作ってる以上そういうこともあるだろうし、また次を頑張ってくれれば別にいいと思うのだけど、全体に渡って今ひとつだったというのは、もっと根本の制作体制に問題があるとしか思えない。というか、問題があったんだろうなぁ…。
最終回はクレジットに監督が無く、演出が「Alan Smi Thee」となっていた。綴りが少し違うけどこれはWikipediaによると、アメリカで、映画制作中に映画監督が何らかの理由で降板し、ポストが空席になった場合に使われる架空の名前
だそうで。自分は今回初めて知った。
まぁそんな感じの制作体制の中で作られた作品だけに、相応の出来だったという事だろうか。
この作品はそもそも、土日の朝の辺りに放送時間を組もうと局と交渉したけど、結局枠が取れずに深夜3時近い「僻地」に飛ばされてしまったとかいう噂を聞いた。ソースは無いけど、内容から察する限りは、それなりに信憑性はあるように思える。1度だけ放送された「リアとタズサのフィギュア教室」にも、その片鱗が窺える。
この作品の出来は、そういったゴタゴタに巻き込まれた結果でもあるんだろうな…。まぁ何というか、作者の方は本当にご愁傷様です…。
ただまぁ、作品のストーリー自体は悪くないと思う。ピートとタズサの掛け合いなんかは、結構楽しかったし。
しかし、制作会社にそれを表現する技術等が伴ってなかったというか…(最後の別れのシーンは、最後の見せ場だから頑張ろう!って意気込みが少し伝わってきたけどね(笑))。
現実では、女子フィギュアの話題が結構盛り上がってるというのにねぇ。この人気に便乗すれば、そこそこの売り上げは稼げたかもしれない。
もうホント、色んな意味でもったいない作品だった。
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